KDDIほか4社、宮崎県で“FeliCa”を利用した観光活性化イベントを実施

文●永島和夫

2007年01月29日 00時00分

ソニー(株)、(株)ぐるなび、KDDI(株)、大日本印刷(株)、三和ニューテック(株)は29日、ソニーの非接触ICカード技術“FeliCa(フェリカ)”をベースとしたの汎用ソリューションパッケージ“フェリカポケット”を利用した観光活性化・地域経済振興モデルを実証するプロジェクトを実施すると発表した。

上記5社は、“みやざき CHORUCA(ちょるか)実行委員会”を組織し、(財)みやざき観光コンベンション協会にも協力する。

このプロジェクトでは、FeliCaを使った電子スタンプラリーを2月1日から3月31日まで宮崎県で開催する。参加者は、貯めたスタンプに応じて宮崎特産品や協賛企業の記念品などと交換することができる。また、個人情報は収集しないものの、電子スタンプを押すことで収集できる参加者の動き(動線)を定期的に収集し、観光振興・経済振興施策に有効なデータとして活用することも目的のひとつとなっている。

電子スタンプラリーはスポーツチームのキャンプ地などをめぐる“スポーツラリー”、観光地をめぐる“観光ラリー”、飲食店をめぐる“グルメラリー”の3つを開催。想定される参加者は1万~1万5000名で、参加するには、今回のスタンプラリー用に発行するフェリカポケット搭載の“CHORUCA カード”またはおサイフケータイ機能を搭載した端末(キャリアー問わず)が必要となる。

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