(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は9日、“FOMA 903i”シリーズのワンセグ対応機『D903iTV』を今月16日に全国一斉発売すると発表した。
『D903iTV』。左から“Orange”“White”“Light Blue”
D903iTVは、三菱電機(株)製の携帯電話機。FOMA『D903i』と同じ機構のスライドボディーを採用し、液晶パネル部を開いたときはワンセグ放送をタテ表示、閉じたときはヨコ表示に自動的に変更されるのが特徴。また、本体に512MBの内蔵メモリーを搭載し、外部メモリーなしに最大約2時間40分の録画ができる。
長押しでワンセグ視聴アプリを起動できる“TVキー”を搭載し、チャンネルはスピードセレクターで回して切り替えることもできる。また、カバンやポケット内での誤動作を防止する“プロテクトキーロックボタン”などを備えている。そのほか、音楽再生機能ではWMA(Windows Media Audio)に対応。パソコンを介した音楽配信サービス“Napster To Go”にも対応している。
メインカメラは130万画素CMOSセンサー、内側のサブカメラは10万画素センサーを搭載する。メインディスプレーは約2.8インチワイド液晶パネル(240×400ドット表示)を搭載し、最大輝度は350cd/m2。連続通話時間は音声が約170分、テレビ電話が約100分。連続待受時間は静止時で約540時間、移動時で約380時間。本体サイズは幅48×厚さ19.8×高さ110mm、重さは約118g。カラーは“Orange”“White”“Light Blue”のタイプ。
