日本放送協会(NHK)は23日、ワンセグ受信機能を搭載した携帯電話機向けに、ワンセグのデータ放送を利用した宝探しゲームサービス“モビトレジャー”を6月4日に開始すると発表した。
モビトレジャーは、NHK総合テレビの番組内に隠された“見えないエンブレム”をカギとして、“宝箱”を開けるゲームサービス。データ放送画面に“モビトレジャー”メニューが表示され、宝箱のカギとなるエンブレムを探すことができる。
エンブレム探しは、4人のキャラクターのうちのひとりを選択して行なう。キャラクターは“時間”“NHKを見ている地域”“地域の気象情報”などに応じて“やる気”が変動し、エンブレムの見つけ方も変わってくる。
エンブレムは全部で12種類。この12という数は、NHKの番組ジャンルの数であり、それぞれどのエンブレムがどのジャンルに対応しているかは秘密だという。また、エンブレムはすべての番組に隠されている。多様なジャンルの番組を数多く見ることがエンブレム探しへの近道といえる。
1回のゲーム単位は2週間で、2週間のうち決められた7個のエンブレムを探し出すことで、宝箱を開けることができる。同社によると宝箱の中には、ワンセグと連動したオリジナルコンテンツが入っており、2週間ごとに変えていくという。ただ、スピードを競うゲームではないので、2週間のうち自分のペースでエンブレムを探していける。
なお、サービスは携帯電話機のみ対応しており、パソコンで視聴するワンセグ放送では利用できない。