au、『簡単ケータイS A101K』の一部電池パックを交換を発表

文●永島和夫

2007年06月15日 20時18分

KDDI(株)および沖縄セルラー電話は14日、『簡単ケータイS A101K』(京セラ(株)製)の電池パックの一部に、強い衝撃を与えた場合、電池パックが発熱し膨張する可能性があるとして、電池パックを交換すると発表した。対象台数は約3万4000台。

確認方法

A101Kの裏側の電池フタを外すと、電池パックの製造番号が確認できる

今回の電池パックの不良は、電池パックの製造上の問題により、外部からの強い衝撃に対して内部短絡(ショート)してしまう場合があることが原因だという。ただし、電池パックには安全装置が組み込まれているため、発火や破裂に至る可能性はないとしている。

現在、簡単ケータイS A101Kの稼動台数は約20万9000台で、そのうち不良が発生する可能性のある電池パックを搭載したものは約3万4000台。製造番号が“KY-YIA”“KY-YKA”“KY-YLA”“KY-XCA”“KY-XDA”“KY-XEA”“KY-XFA”のものが該当する。

対象ユーザーには、電池パックの供給体制が整い次第、良品の電池パックが送付される。現在では『簡単ケータイS A101K』の販売は一時中止し、良品の電池パックの供給体制が整ってから販売を再開するという。

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