Android iPhone ケータイ 特集・連載

【iPhone5発表間近!? iPhoneクロニクル-第3回-】

マルチキャリア時代に突入したiPhone4S

文●竹田 真

2012年09月07日 23時10分

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 iPhoneの歴史を振り返る連載、最終回となる第3回は、iPhone4の発売から1年半もの沈黙を経て登場したiPhone4SとAppleの考えるクラウド戦略について考えていきたい。

マルチキャリア時代に突入したiPhone4S

■iOS5発表からiPhone4S発売まで4ヶ月
■その間にMacのiOS化が始まった!

 iPhone4Sが発表されたのは、それまで3年間iPhoneの新製品が発表された6月のWWDCではなく、2011年10月のイベントだった。もちろん、この年も6月にWWDCは開催され、iOS5という新しいOSは発表された。しかしプロダクトの発表はなく、iOS5のリリースも2011年秋とだけ予告されるだけであった。

 そして、2011年の夏はAppleにとって、もうひとつ大きなOSのリリースが控えていた。それが「Mac OS X Lion」である。このOSは、前作「Snow Leopard」から2年余りかけてのメジャーアップグレード、しかも販売はMac App Storeからのダウンロード販売のみという(その後AppleStoreでUSBメモリ版が販売された)、まさにAppleのクラウド戦略を体現したOSでもあった。

 このLionでは、iOSを意識した「Launchpad」という機能が追加された。これは、マック内にインストールされているアプリのアイコンをデスクトップ上に並べてすぐに起動させることができるランチャー機能の一種で、iOSのホーム画面を想起させる作りになっている。このようなMac OSとiOSの着実な融合が進むなか、iPhone4Sはデビューしたのである。

マルチキャリア時代に突入したiPhone4S

Macの「Launchpad」の画面(画面は最新OSである「Mountain Lion」のもの)。アイコンを並べてアプリにアクセスする手法はまさにOSそのもの。もちろんフォルダ構成にも対応している。

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