Android 特集・連載

IGZO液晶はキレイで省エネ効果抜群!
ドコモ冬モデル「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

文●mobileASCII編集部 高橋章憲

2012年10月29日 17時15分

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シャープが世界で初めて量産化に成功した「IGZO」液晶を搭載した、docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」が、いま世間の熱い注目を浴びています。

「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」(以下、AQUOS PHONE ZETA)は、話題の「IGZO」液晶の搭載以外にも、CPUに1.5GHzのクアッドコアSnapdragon S4 Proを搭載し、カメラには光学式手ぶれ補正機構を持つ1,630万画素CMOSセンサーを採用。気になるバッテリー容量は2,320mAhとかなり余裕があります。そして下り最大100Mbps/上り最大37.5MbpsのXiにも対応しており、おサイフケータイ、ワンセグ、NOTTV、防水・防塵、赤外線通信、海外のおサイフケータイとも言える「NFC」までが入った、究極の全部入りモデルとなっています。

 性能重視のヘビーユーザーたちの、物欲を刺激すること間違いなしの、「AQUOS PHONE ZETA」について、「IGZO」液晶のメリット、端末の特徴や機能・スペックなどを、ねちっこく紹介していきます! 

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

IGZO液晶搭載の、AQUOS PHONE ZETAは
いったい何がそんなに注目を浴びてるの?


 シャープが起死回生の切り札として市場投入してきたのが「IGZO」液晶ディスプレイ。「IGZO」とは、インジウム(In)ガリウム(Ga)亜鉛(Zn)から構成される酸化物(O)の頭文字を取った造語で、透明度の高い化合物半導体のこと。この「IGZO」素材を使って液晶を駆動するための薄膜トランジスタを作るわけですが、従来のCGシリコン素材を使ったものに比べて、一個ずつのトランジスタをかなり小さくできるのが特長です。光の透過の邪魔となる薄膜トランジスタが小さいと、その分液晶面の透過率がアップするので、バックライトの明るさを抑えることができるようになるわけです。これによって、CGシリコン液晶に比べて、「IGZO」液晶は、バックライトの消費電力が約1/2となっています。

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

※画像はシャープの「IGZO」ホームページより。薄膜トランジスタが小さいと、液晶の透過率がアップする仕組みがよく分かる。

 また、自動車のアイドリングストップのように、「IGZO」ディスプレイでは、静止画を表示しているときに液晶自体への給電を停止しても、1秒間は画面が消えずに保持されます。これまでの液晶が、表示を維持するためにCPUから1秒間に60回の画像データを送り続ける必要があったのと比べると、劇的に消費電力を低くできるでしょう。これは、すごく革新的な技術なのです。

 この「IGZO」液晶ディスプレイを搭載した、世界で初めてのスマホが、docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」(以下、AQUOS PHONE ZETA)というわけです。バッテリーの持ちが悪いということが、大画面ディスプレイを持つスマートフォンのアキレス腱でしたが、この「IGZO」技術によって「AQUOS PHONE ZETA」は、大幅に消費電力を減らすことに成功しています。「IGZO」液晶自体が消費する電力は、CGシリコン液晶に比べて、およそ1/4という省エネぶりです。

以前の機種との電力消費比較

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

シャープのスマートフォン発表会で展示されていた、その他の機種との消費電力比較をしたデモ。IGZO液晶の省電力ぶりは、以前の機種とはケタ違いだ。

AQUOS PHONE ZETA SH-02Eと
 AQUOS PHONE  SH-01Dのスタミナ比較

  AQUOS PHONE
ZETA
SH-02E
  AQUOS PHONE 
SH-01D
(2011冬)
連続静止画
表示時間
約18時間 3.6倍 約5時間
連続動画
再生時間
約11時間 2.8倍 約4時間

 

2011年冬モデルのSH-01Dのバッテリー容量は1,520mAhで、AQUOS PHONE ZETAのバッテリー容量が2,320mAhと条件は異なるが、その辺りを考慮したとしても、AQUOS PHONE ZETAのスタミナは驚異的だ。これなら、ひんぱんに充電できない外出時でも安心できそうだ。

IGZO液晶は、画面表示が圧倒的に高精細!

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!
docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

「IGZO」液晶ディスプレイは、高精細化しやすいのも特長だ。Googleマップを表示して、どんなに近づいてみても画素を確認できないくらいにディスプレイは高精細。かなり美しい!
 


AQUOS PHONE ZETAの
フォルムを見ていってみよう


docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

「AQUOS PHONE ZETA」は、夏モデルのAQUOS PHONE ZETA SH-09D」とは、完全に別なデザインとなっています。SH-09Dは、ディスプレイ下部にアーチ状のイルミネーションを装備していたり、ワンセグアンテナを内蔵して美しさ”を追求した優雅なデザインでしたが、新しい「AQUOS PHONE ZETA」は、ワンセグアンテナがボディ側部に露出していたり、通知LEDがごく普通のものとなったりと、どちらかというと質実剛健タイプ”といったような骨太なデザインとなっています。

 カラーバリエーションは、上の写真のようにWhite、Red、Blueの3色。カラーリングによって塗装の処理に違いがあり、Whiteはパール塗装、Redはヘアライン加工にクリア塗装、Blueは格子状のプリントにクリア塗装という手の込んだものになっているのが特徴です。背面カバーは固定されており、バッテリーの交換はできません
 

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カラーによって端末の印象はかなり違ってくる。購入の際は、実物を店頭でじっくりと吟味してから決めてほしい。

通知LEDランプはボディ下部に配置

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

通知LEDランプは、ボディ下部のプラスチック部分を透過するように点灯する。夏モデルのZETAがオシャレデザインのイルミネーション付きだっただけに、地味な感じは少々残念。

ワンセグアンテナは引き起こしタイプ

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

ワンセグとNOTTVを兼ねたアンテナは、ボディ側面から引き起こす露出したタイプとなっている。引き出し式に比べて、伸ばす前の受信感度は有利だが、デザイン的には好みが分かれそう。

イヤホンジャック以外には防水カバーが付いている

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!
docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

イヤホンジャックには、最近流行中の「カバー無し防水プラグ」が採用されているが、SDカードスロット/SIMカードスロット(写真上)と、USBジャック(写真下)はカバー付きとなっている。


付属クレードルに載せれば充電もOK!

docomo「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!

「AQUOS PHONE ZETA」の本体背面と、付属のクレードルには充電端子があるので、クレードルに載せるだけで充電が可能。USBジャックのカバーを開け閉めしなくても済むのはうれしい。


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