Androidの操作もOK! 5000円で買えるグローブ型空中マウス

文●絵踏 一

2012年11月03日 11時30分

 手や指先の動きでマウス操作を実現するウェアラブルスタイルのポインティングデバイス「ジェスチャー・グローブマウス」(型番:WLGSMFA1)がサンコーから発売。サンコーレアモノショップ秋葉原総本店にて店頭販売が始まっている。価格は4980円だが、今なら店頭のみお試し特価の4480円で購入できる。

ウェアラブルスタイルでマウス操作ができるステキな未来デバイス「ジェスチャー・グローブマウス」がサンコーから発売。店頭ならお得なお試し特価で購入できる

 本製品は右手に装着し、ジェスチャーで端末を操作するという未来感あふれるデバイス。マジックテープで手の甲に固定するグローブ部分と人差し指に固定するボタン部分で構成され、手を空中で動かすことで自在なマウス操作を実現するというもの。ボタン類はマウスの左右クリックのほか、カーソルの動きをロックするポーズボタンを合わせた3ボタンを搭載する。通信方式は2.4GHzワイヤレスで、最大通信距離は約10~15m。

マジックテープで右手に装着する。ユニットは手の甲に載っていて、ボタン操作は人差し指で行なう仕様だ。ちなみに製品版はグレーのタイプで、レッドやイエローはサンプル品となる

 実際に店頭で試用してみたところ、多少の慣れは必要なものの、さほど苦労せずに習熟できそうな印象だった。いろいろな操作方法を試してみたが、手を垂直に立てた状態が一番オススメ。その状態で親指を人差し指のボタンにあてがいながら操作することで、操作ミスも軽減するようだ。

 ちなみに、これまで登場した“未来的”ポインティングデバイスといえば、高価だったり扱いにくいものがほとんどだった気がする。その点、この製品は価格面でも敷居が低く、操作性も良好。見た目のインパクトだけでなく、実用性も兼ね備えた“未来的”デバイスを使ってみたいという向きには手放しにオススメしたい。

ユニットには充電用のUSB端子のほか、電源スイッチを搭載。人差し指に装着するマウスボタンは、カールコードでユニット本体と繋がっている。黄色のボタンは左右マウスクリックで、オレンジはポーズボタンだ

実際に操作する場合、手を縦にした状態で親指をあらかじめボタンにあてがうようなスタイルがオススメ。離れた場所から手を空中で動かして操作するという感覚はなかなか新鮮だ

 本体サイズは幅200×高さ50×奥行き110mm、重量は35g。動作には内蔵バッテリーへの充電が必要で、最大動作時間は約12時間ほど。Windows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.5以降のMac OSやAndroidに対応。ショップでは、同店が販売するスティック型Android端末「Androidスティック with DUALCORE」や「Android Stick 4 SmartTV」への対応もアナウンスしている。店頭には試遊用のサンプル機も用意されているため、気になる人はスタッフまで声をかけてみよう。

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