Android 特集・連載

フルHDディスプレイにAndroid 4.1! これぞまさしく最先端スペックモデルだ!
「HTC J butterfly HTL21 」徹底レビュー!

文●mobileASCII編集部 高橋章憲

2012年12月07日 20時20分

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 auの2012年冬モデルとして発売になる「HTC J butterfly HTL21 」(以下HTC J butterfly)。
 スマートフォンで初めて、1920×1080ピクセルというフルHD解像度のディスプレイを搭載し、最新のクアッドコアCPU、Android 4.1、2GBのRAMを採用した「HTC J butterfly」は、海外モデルながら、防水おサイフケータイワンセグといった日本向け仕様が全部入りという“高級幕の内弁当”のような1台と言えるでしょう。

 auとHTCの共同開発モデルとして生まれた「HTC J butterfly」は、至る所にきめ細やかな配慮が見られ、企画段階から相当に練り込まれたスマートフォンといった佇まいを感じさせます。

 誰もがau冬モデルの本命と目する「HTC J butterfly」の魅力と実力を、じっくりインプレッションしてみたいと思います。

「HTC J butterfly HTL21 」最速レビュー!

HTC J butterfly って、どんなスマートフォン?


 5インチのIPS液晶 super LCD 3(12月8日修正)ディスプレイを搭載している「HTC J butterfly」は、前述したとおり、スマートフォンとしては初のフルHD解像度のパネルを採用しています。フルHDとは家庭用のハイビジョンテレビと同じ、1920×1080ピクセルの解像度のこと。最近のスマートフォンが採用しているHD解像度のディスプレイは1280×720ピクセルですから、フルHDディスプレイは、HDディスプレイに比べて2.25倍のピクセル数を持っているということになります。「スマートフォンにフルHDディスプレイなんて、過剰品質なんじゃないの?」と訝かる方もいるかと思いますが、実際の画面を見てみれば、あまりの精細感に驚くでしょう。文字のジャギーなどは肉眼では確認することができません。


※(1920 x 1080)/(1280 x 720)= 2.25

比べれば一目瞭然!
 美しすぎるフルHDディスプレイの解像感!

「HTC J butterfly HTL21 」最速レビュー!

高解像度440ppiを誇るフルHDディスプレイ。文字のエッジにギザギザが全くないのがわかるだろうか? ppi(pixel per inch)とは、1インチあたりのピクセルの数のことで、画素の密度を表わすときに使う単位。数値が大きいほど精細ということになる。iPad Retina は264ppi、iPad mini は163ppi なので、「HTC J butterfly」の画面の精細さは群を抜いている。

「HTC J butterfly HTL21 」最速レビュー! 「HTC J butterfly HTL21 」最速レビュー!

比較として、「HTC J butterfly」(左)と、「GALAXY S Ⅲ」(右)で、「Googleプレイ」のアイコンをマクロレンズで撮影してみた。「HTC J butterfly」の方が、明らかに高精細だということがわかる。このサイトをPCで見ている方は、写真をクリックすれば拡大して確認できるので、比べてみてみてほしい。

1.5GHzのクアッドコアCPUの搭載で
 どんなアプリもサクサク動かせる! 

「HTC J Butterfly」は、クアルコム製の「APQ8064」を搭載し、RAMは2GBとこの冬モデルの中でもハイエンドな1台です。クアッドコアCPUのしくみは、下の図で示したように、同時に処理できる命令数が、単純にデュアルコアCPUの2倍になります。

 よく使うWebブラウザやTwitterクライアント、Instagramなどを使ってみれば、クアッドコアCPUの快速ぶりがよくわかります。デュアルコアCPUを搭載した2012夏モデルだと、高速スクロール時に微妙に引っかかりを感じるような場面もあるのですが、「HTC J Butterfly」では、カクカクしたり引っかかったりすることは皆無です。これは実に気持ちがいいです!

 気になるバッテリーの持ちですが、どのようなチューニングが施されているのかは不明ですが、デュアルコアCPUモデルと比べても相当長持ちするように感じます。電車での移動中などにTwitterやFacebookなどの通信を要するアプリを使い続けても、バッテリーの減り方は緩やかです。1分で1%ずつ減っていくようなスマホも多い中、「HTC J Butterfly」はディスプレイの輝度を100%にしていても、1%減るのに3~4分かかります。バッテリーの温度も、熱くなっても35~37度くらいまでしか上がりませんでした。クアルコム製の「APQ8064」は、高性能なのに低消費電力なCPUだと言えるでしょう。

クアッドコアCPUのしくみ

「HTC J butterfly HTL21 」最速レビュー!

クアッドコアCPUは、命令を処理するための待ち時間が少なく、処理スピードが速いのが特長。

AnTuTu 安兎兎ベンチマーク Ver.3.0.2で計測した
 「HTC J Butterfly」のパフォーマンス

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安兎兎ベンチマーク Ver.3.0.2を使って、「HTC J Butterfly」のスコアを計測してみたのが上の画像。LGの「Optimus G」と並んで、トップクラスのスコアを叩き出した。ちなみに、デュアルコアCPUの「GALAXY S Ⅲ」が8,037だったので、「HTC J Butterfly」の18,895は相当に速いということがわかる。※テストしたのは開発中の試用機なので、発売されるモデルとは違う場合があります。

Android 4.1の採用で
 描画速度が劇的にアップ!

「HTC J Butterfly」は、開発コード「Jelly Bean」と呼ばれるAndroid 4.1を採用しています。Android 4.1 は、アプリを含めたOS全体で描画速度が劇的に改善しており、1秒あたり 60フレーム (1秒間に 60 枚) という超高速での書き換えを行なっています。これによってGoogle が “Project Butter” と呼んでいるように「バターのように滑らかな」高速レスポンスが実感できます。

 そして新機能「Google Now」では、位置情報や時間、スケジュールなどに応じて、適切な情報カードを自動的に用意。駅のホームにいるときに次の電車を表示したり、現在地から次のスケジュールの場所への道順などを教えてくれたりします。

Android 4.1の新機能「Google Now」

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「Google Now」は、検索ウィジェットをタップしたり、ホームキーの長押しで起動する。自宅最寄りの駅を設定しておけば、外出先からの帰宅ルートを随時知らせてくれたりと、なかなか便利に使える。

海外製スマホながら、日本向け機能が“全部入り”!

 auとHTCが企画段階から共同で開発しただけあって、「HTC J Butterfly」は、海外製のスマホながら日本向け機能が“全部入り”となっています。防水、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ(アンテナレス!)といった4大機能に加え、本機には“海外版おサイフケータイ”とも言える「NFC」も搭載されています。日本ではまだまだ「NFC」のありがたみを感じるようなサービスは普及していませんが、近い将来サービスが普及してきた際にもキッチリ使うことができるので安心です。

「HTC J butterfly HTL21 」最速レビュー!

防水性能はIPX 5相当USBジャックと、SIM/SDカードスロットには防水キャップが付くが、イヤホンジャックはキャップレスの防水タイプが採用されている。


>>HTC J butterflyの外観デザインをじっくりチェック!

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