通信はWi-Fiのみに特化したタブレット
ファーウェイ「dtab」

　NTTドコモは、今回の発表会（2013年春モデル）において「docomo Smart Home」というコンセプトを掲げた。同社が提供しているコンテンツを家庭内のどこでも楽しめるようなサービスを提供し、そのための環境を構築していくという。その第1弾として発表されたのが、10.1型（1280×800ドット）タブレット「dtab」（ファーウェイ製）である。

ファーウェイ「dtab」

　FOMAやXiといった通信サービスには非対応で、無線LANのみというドコモ製品の中でも珍しいタブレットだ。docomo Smart Home構想にともなって、dメニューやdマーケットといったサービスがマルチデバイスに対応したため、このような形でリリースされた。独自のホーム画面、UIを搭載し、スマホで使っているドコモIDがあれば、タブレットで各種コンテンツを楽しむことができる。また、「しゃべってコンシェル」や「フォトコレクション」といったクラウドサービスにも対応している。無線LAN経由なのでパケット代がかからないのがサイフに優しい。なお、Google Playも利用可能だ。

　3月下旬の発売日から9月末まではキャンペーン期間で、ドコモオンラインショップでは特別価格の9975円で販売される（ただし、ドコモ回線とspモードを使用して「dビデオ」を6ヵ月間契約することが条件）。通常価格は2万円台半ばになりそうだ。