Android 特集・連載

スマホとタブレットが合体するSIMフリー端末!
ASUS 『PadFone 2』レビュー

文●mobileASCII編集部 なかの人2号

2013年01月31日 22時12分

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 ASUS 『PadFone 2』レビュー

「ガンダムとコアファイターがドッキングするみたいに、スマホが合体してタブレットになるんですよ!」…mobileASCIIの端末班・T橋のそんな説明に興味がわき、レビューを引き受けたASUS 合体スマホ『PadFone 2』。ギーク向けのコテコテにマニアックな端末かと思いきや、合体することを除けば、スマホもタブレットも意外に普通の使い勝手だった!


無骨さはあるが、デザインは意外と普通
海外製っぽいスペックの高さは魅力


 まずは、スマホの外観をチェック。厚さ9.0mmとスリムな本体は、上部から下部に向かってボディの厚みがシェイプしていくデザイン。側面のシルバーの枠が下部にいくに従って細くなっているため、見た目はかなりシェイプしているように見えるが、実はカバー部分の厚みはそこまで変わらないので、実際はそれほどでもない。スマホ上部に重心があるため、手にしたときに持ちやすく感じる。

 なんかどこかで見たことがあるような…と思ったら、iPhone 5の発表前に「iPhone 5のデザイン」として噂になった(結局デマだった)端末に似ていた。そういえば、黒ベースの本体にシルバーの枠というデザインや、ボタンの形状なども若干iPhoneっぽい気が。

 本体背面はスピンメタル加工が施されていて、滑り止め効果あり。広報用の画像ではかなりギラギラ光っているように見えるが、実際にはそれほど光らず落ち着いた印象だ。

 SIMカードスロットがあるのはスマホ本体のみ。バッテリーは2,140mAの大容量で、実際に使ってみても電池の持ちがよい印象。ちなみにバックカバーが外せないため、バッテリーの交換はできない。

 ディスプレイには、高輝度・広視野角のSuper IPS+方式4.7インチHD(1,280×720ドット)液晶パネルを採用。表面にはキズや衝撃に強いCorning社「Fit Glass」という素材を採用しているそう。リリースには、“野外でも鮮やかで見やすい”とあったが、個人的にはそれほどでもないような印象を受けた。
 付属のUSBケーブルは独自の形状をしているが、一般のUSBケーブル(micro B)でも問題なく充電やPCとの接続ができた。

 ASUS 『PadFone 2』レビュー  ASUS 『PadFone 2』レビュー

▲本体上部から下部に向かって、わずかにシェイプしていく意匠。キーがあるのは、本体右側側面のみ(写真左)。スマホの本体背面(写真右・左側)は、カメラレンズを中心にスピンメタル加工が施されている。対してタブレット本体は、マットな仕上がり。こちらも滑りにくい(写真右・右側)

 ASUS 『PadFone 2』レビュー  ASUS 『PadFone 2』レビュー  ASUS 『PadFone 2』レビュー

▲SIMカードスロットは、スマホ本体の上部にあり。穴に付属のピンをひっかけて引き出す(写真左)。SIMカードは、microSIMのみ対応。写真のようにセットする(写真中)。付属のUSBケーブルが独特の形状(写真右・手前)をしていて、一瞬「これを持ち歩かないと外で充電できない!?」とビビるが、通常のUSBケーブル(写真右・奥)でも問題なく使えた。

 続いてはタブレット部分の外観をチェック。正式には「PadFone 2 Station」という名称だ。こちらは10.1型WXGA(1,280×800ドット)IPS方式ディスプレイ(つまりスマホ本体とは異なる)を採用し、電源キー/ボリュームキー/インカメラ/スピーカー/USB端子も搭載しているが、タブレット単体では機能しない。重量はスマホと合体させた場合で650gほどで、他社製の同サイズのタブレットと同程度。

 バッテリーもスマホと別に5,000mAhのものを搭載している。スマホと合体させれば、7,140mAh約2.5倍の大容量に。たしかにドッキングさせて使っていると、さらに電池が減りにくくなる印象を受けた。バッテリー充電時の優先順位は、設定で「バランス」「PadFone(スマホ)優先」「バッテリーパック(タブレット)優先」の3パターンから選択できる。スマホ本体同様、バッテリーの交換はできない。

 使っていて気になったのが、ディスプレイのガラスの反射。日差しのある昼間の屋外や蛍光灯の多い編集部内では、スマホ本体に比べてガラスが反射しやすく、見づらいのが気になった。

 ASUS 『PadFone 2』レビュー  ASUS 『PadFone 2』レビュー

▲タブレット前面のデザインには、これといった特徴はなし。同じ光源でもタブレットの画面の方がやや反射が強いのがおわかりいただけるだろうか(写真左)。電源キー/ボリュームキー/スピーカーは、本体背面の右側にまとまっている(写真右)。

 いよいよ肝心の“合体”を試してみよう。ドッキングはごく簡単で、タブレット背面の溝にスマホ本体を滑り込ませるだけ。電源を切る必要もなく、抜き差しするだけで自動的にスマホとタブレットが切り替わる。

 ドッキングさせると軽くブルッとバイブレーションがあり、つながったのが体感的にわかる。いちいち目で確認せずに、よそ見をしながらでも着脱が可能だ。合体させた状態でしっかりとホールドされ、逆さにしても、軽く振っても落ちなかった(オススメしているわけではない)。合体させたまま、何も気兼ねすることなく、片手で持ち運びできそうだ。

 ちなみに、『PadFone 2』のCPUは、1.5GHz「Qualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064」(クアッドコア)。スマホ、タブレットともサクサクと動き、アプリの起動や動作が重いと感じることはなかった。ちなみにストレージ64GBでスマホ本体のみに内蔵。ユーザーはASUSのWebStorageサービス50GBを2年間無料で利用できる。

 ASUS 『PadFone 2』レビュー

▲タブレット背面の溝にスマホを滑り込ませるだけで簡単にドッキング完了! 着脱する際、電源のオンオフをはじめ、わずらわしい操作や設定の変更などがまったく必要ないのはすばらしい。

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▲ドッキングの前後を、ディスプレイ側から撮影。合体させると軽くバイブレーションがあり、わずか1~2秒でタブレット側の画面が表示される。外した場合も同様だ。

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