Android 特集・連載

【ドコモ冬モデル「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」活用術-最終回-】

バッテリー持ちの長さで評判のIGZO搭載「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」を、さらに極限まで省エネチューニングしてみた!!
【省エネ設定編】

文●mobileASCII編集部 高橋章憲

2013年02月08日 19時45分

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AQUOS PHONE ZETA SH-02E

 全国約45万人の、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」ユーザーの皆様、バッテリー持ちの調子はいかがですか?

「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」(以下、AQUOS PHONE ZETA)は、省電力がウリ文句の「IGZO」ディスプレイを採用している効果で、確かに他の機種(例えば2012夏モデルなど)よりもバッテリーが長持ちするなぁ、と実感できます。スマホを構成している部品の中で一番電力を消費するのがディスプレイなので、静止画表示中は電力供給をストップしても画面が消えないという「IGZO」の特性による節電効果は、やはり大きいようです。

 ただ、スマホの使い方として静止画ばかりを表示し続けるというワケにもいきません。頻繁に通信を行なうLINEや、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSアプリをバリバリ活用したいし、YouTubeで動画を観たり、ゲームを遊んだりもしたい! となると、「IGZO」ディスプレイの節電メリットがやや薄れてきます。ということは、ちょっとヘビーな使い方をするときには、「IGZO」ディスプレイの節電性能だけに頼らない省エネ設定が必要になってくるのです。

 そこで今回の企画では「AQUOS PHONE ZETA」に用意されている「エコ技」技術や、サードパーティの便利アプリをフル活用して、スマホとしての利便性を犠牲にすることなく、究極の「AQUOS PHONE ZETA」省エネ設定術を見つけてみたいと思います。CMのキャッチコピーのように「丸2日使い続けられる」設定を目指しましょう!!

(「IGZO」テクノロジーについての詳細は、過去記事を! IGZO液晶はキレイで省エネ効果抜群!ドコモ冬モデル「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」最速レビュー!)


まずはAQUOS PHONE ZETAの
電力消費傾向を把握しておこう!


「AQUOS PHONE ZETA」は、CPUにQualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064という1.5GHzのクアッドコアCPUが搭載されています。このAPQ8064というクアッドコアCPUは、負荷によって使用するコアの数を動的に制御できるというのが特長。すなわちCPUパワーが必要でない場合は、動作クロックを下げたり、コアを1つしか使わないようにするなどといった制御を行なっています。この技術によって、フル稼働時には高い処理能力を発揮しながらも、トータル的には、デュアルコアCPUと比較しても、それほど電力消費が激しいということはありません。

 つまり「AQUOS PHONE ZETA」のバッテリーをできるだけ減らさないように使うには、CPUに余計な負荷をかけないことが重要となります。

バックグラウンドでは、数多くのアプリが勝手に動いている!!

 ご承知の通り、Androidスマートフォンは、そのとき使っているアプリ以外にも、バックグラウンドで多くのアプリやサービスが稼働しています。端末設定の「アプリ」を開いて「実行中」タブの中を見てみると、使っているつもりもないアプリやサービスが大量に表示されて驚きます。中には、終了させても何度も再起動してくるゾンビのようなアプリも少なくありませんが、できるだけバックグラウンドで稼働してしまっている不要アプリとサービスを減らすことが節電と大きく関わってくるのです。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E AQUOS PHONE ZETA SH-02E

写真左が実際に実行中のアプリやサービスのリスト。常に動いていることが重要な「歩数計」や、日本語入力アプリ「ATOK」などが表示されているのがわかる。右が呼び出したときにすぐ起動できるようにRAMにデータがキャッシュしているアプリやサービスのリスト。どちらも端末設定の「アプリ」を開いて「実行中」タブから確認できる。2つを切り替えるには、画面下の赤で囲んだ「キャッシュしたプロセスを表示」、「実行中のサービスを表示」をタップする。

終了させたい不要アプリは手動で停止


「実行中のアプリ」の中には、端末の起動とともに自動で立ち上がってしまうものも多くあります。左のDropboxの場合は、アプリの設定で「カメラで撮影した画像を、Wi-Fi接続時に自動的にDropboxにアップロードする」という設定にチェックを入れていたため、ずっと裏でウエイティングしてしまっていました。この場合「停止」をタップしても、すぐに再起動してしまう。特にDropboxに毎回写真をアップロードする必要が無いのなら、アプリの設定で自動アップロードを止めるのがオススメです。右のLINE POPのように、遊んでいないときも裏で起動しっぱなしになっているアプリは、気がついたときに「停止」させてしまうのがイイでしょう。もちろんタスクキラー系のアプリを使っても停止させることは可能です。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E AQUOS PHONE ZETA SH-02E

自分では使っているつもりがないアプリでも、バックグラウンドで起動し続けていればバッテリー消耗の原因になる。見つけたら手動で終了させよう。

バッテリー使用状況のログが取れる「ミンナの電池」を
使って電池を減らす原因を調べてみよう

 バッテリーが減っていく速度は、端末の使い方やインストールしているアプリによって変わってくるため、使う人によってさまざまです。どんなアプリを使って、どんな操作をするとバッテリーの減り方が早くなるのかを知ることは、節電意識を高めてくれるでしょう。

 筆者がオススメするバッテリー使用状況の統計がとれるアプリは、「ミンナの電池」というアプリです。本来はバッテリー情報をオンラインにアップして、
自分と同じ機種を使っているユーザー同士でバッテリー消費量を比べたりできるというアプリなのですが、バッテリーに関して得られる情報量が、似たようなジャンルの他アプリと比べて段違いに多いのが特長です。バッテリーが1%減るのに何分かかったのか、そのとき起動していたアプリやサービスの名前や数、バッテリーの温度変化や、ディスプレイの輝度までも記録してくれます。「ミンナの電池」自体が少なからずバッテリーを消費してしまうという面もあるのですが、省エネな端末の使い方を見つけるまでは、インストールしておいてもいいと思います。

バッテリーの使用状況が詳しくわかる
 「ミンナの電池」はこんなアプリだ!


「ミンナの電池」では、バッテリーの使用状況を時系列で示した「残量リスト表示」と、時系列のログを線で表わす「グラフ表示」の2つでバッテリーの状況を確認することができます。バッテリーが1%減るごとに時刻を記録していくので、どんな作業をしていた時間帯にバッテリーの減りが早くなるのかなどが一目瞭然です。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E AQUOS PHONE ZETA SH-02E

右のグラフ表示画面の赤い線がバッテリーの減り方を示し、青い線がアプリの起動数を示している。赤の線がなだらかなほどバッテリーの減りが遅いということになる。青の線はバッテリーの温度変化や、画面の輝度変化に変更することもできる。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E AQUOS PHONE ZETA SH-02E

残量リストの画面で、時刻をタップすれば、そのときの詳細な状況を見て確認することができる。下にスクロールすれば、そのとき起動していたアプリやサービスの数や名前がすべてわかる。意外なほど多くのアプリが起動していることに驚くだろう。

 バッテリーの使用状況のログが取れる
 消費電力監視アプリの決定版

   ミンナの電池

『ミンナの電池』は、「バッテリーの持ち」情報を、統計的に判断する事ができるアプリ「アプリ別のCPU利用率グラフ」で暴走しているアプリを見つけたり、残量変化時に「WiFi」「GPS」等のON、OFF状態、「空きメモリ」、「起動アプリ数」等も同時に記録するので、何がバッテリーへ影響しているのかを後から詳しく確認する事ができる。
(c)Trashfeed

このアプリをアンドロイドマーケットでチェック!!

 


 前述の通り、スマートフォンの電池の減り方は、使う人によってかなり傾向が変わってくるものです。なので、まずは自分なりの使い方をしたときにどれくらいのスピードでバッテリーが減っていくのかは、ぜひ知っておいた方がいいでしょう。傾向をつかめば、対策も立てやすくなります。

 次のページでは、具体的な省エネテクニックを紹介していきますので、ぜひ取り入れてみてください。


>>>AQUOS PHONE ZETAで
押さえておきたい省エネテクニック!!

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