【ドコモ春タブレット「Xperia Tablet Z SO-03E 」レビュー】
かっこよすぎる10.1インチタブレット
「Xperia Tablet Z」を使ってみた!!
2013年03月27日 20時30分
ドコモの2013春モデルで、タブレットとして熱い注目を集めているのが「Xperia Tablet Z」です。ディスプレイは10.1インチで、1920×1200ピクセルのWUXGA液晶を備え、CPUにSnapdragon S4 APQ8064 1.5GHz(クアッドコア)を搭載した、ハイスペックな一台です。実際に現物を手にしてみると、わずか6.9mmという薄いボディに驚きます。この薄さの中に、6000mAhのバッテリーが内蔵されているかと思うと、やっぱりソニーの技術力は凄いなと感心してしまいます。そして、「Xperia Tablet Z」は、ソニー製タブレットとして初めて防水・防塵にも対応しましたので、お風呂での使用なんかも楽しめそうです。
今回は、そんな「Xperia Tablet Z」を試用する機会を得ましたので、どんなシーンで使うと便利なのかを考えながら、インプレッションをお届けしていきたいと思います!
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10.1インチディスプレイを搭載しながら、495gという軽さの「Xperia Tablet Z」は、毎日持ち運ぶ気にさせるタブレットだ。ディスプレイ面は傷が付きにくい強化ガラスになっているが、純正液晶保護シート(SGPFLS4)などを貼った方が安心できそうだ。
国内最薄・最軽量の10.1インチタブレット
「Xperia Tablet Z」のデザインをチェック!
「Xperia Tablet Z」は、最近人気の7インチタブレット群より、大きな液晶となる10.1インチディスプレイを採用したモデルなので、直接のライバルは、やはり「iPad Retina」ということになるでしょう。デザインに関しては好みもありますが、どちらもスタイリッシュですし、スペックもいい勝負だと思います。ただし、防水・防塵の魅力はかなり大きいと思いますし、AV家電との連携などのカンタンさでは「Xperia Tablet Z」の圧勝です。2,048 × 1,536のRetinaディスプレイを備える「iPad Retina」も魅力的ですが、Android派の筆者としては「Xperia Tablet Z」を推したいと思います。
Xperia Tablet Z SO-03E | iPad Retina | |
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ディスプレイ | 10.1インチ TFT液晶 1,920 × 1,200ピクセル | 9.7インチ IPS液晶 2,048 × 1,536ピクセル |
プロセッサ | APQ8064 1.5GHz(クアッドコア) | A6Xチップ 1.3GHz (デュアルコア) |
RAM | 2GB | |
ROM | 32GB | 16GB、32GB、64GB、128GB |
メインカメラ | 810万画素 裏面照射型CMOS | 500万画素 裏面照射型CMOS |
インカメラ | 210万画素 裏面照射型CMOS | 120万画素 CMOS |
バッテリー容量 | 6000mAh | 11560mAh |
ワンセグ/NOTTV | ○/○ | ー/ー |
赤外線通信 | ー | ー |
おサイフケータイ/NFC | ー/○ | ー/ー |
防水/防塵 | ○/○ | ー/ー |
LTE | 下り100Mbps/上り37.5Mbps(docomo) | 下り75Mbps/上り25Mbps(au SoftBank) |
サイズ/重量 | 約266×172×6.9mm(最厚部 約 7.2mm)/495g | 約241.2×185.7×9.4mm/652g(Wi-Fi) 約241.2×185.7×9.4mm/662g(Wi-Fi+Cellular) |
■Xperia Zと共通コンセプトの
“一枚板”デザインがイカす!
下の写真は、「Xperia Tablet Z SO-03E」に「Xperia Z」を乗せて撮ったもの。こう比べると「Xperia Tablet Z SO-03E」は相当デカく見えます。両者ともデザインのコンセプトは共通で、シンプルな“ガラスの一枚板”をイメージしたものですが、「Xperia Tablet Z SO-03E」の背面は、ガラス素材ではなく軽量強化グラスファイバーになっています。マットな塗装が施されているので、ツルッと滑って落としてしまうような事故を減らすといった意味合いがあるのかもしれません。
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非常にシンプルな背面デザイン。上に乗せた「Xperia Z」がすごく小さく見えるほど、10.1インチタブレットのサイズには存在感がある。
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背面に使われている素材は、「Xperia Z」はガラスだが、「Xperia Tablet Z SO-03E」には、マット塗装が施された軽量強化グラスファイバー製だ。
■操作キー類はボディの左側面に配置
「Xperia Tablet Z SO-03E」の電源キーやボリュームキーは、ボディの左側面に配置されています。電源キーのデザインは「Xperia Z」と共通の丸いアルミ製となっています。「Xperia Z」ではボディサイズの割りに大きすぎるように感じた電源キーも、「Xperia Tablet Z SO-03E」ではちょうど良い大きさに思えます。写真ではわかりづらいかもしれませんが、右端の丸いポッチは、ワンセグ/NOTTV用のホイップアンテナの収納部です。左側の金メッキされた端子は、クレードルに置いたときの充電用端子となっています。
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「Xperia Tablet Z SO-03E」では、操作部やアンテナ、クレードル用充電端子を左側面にまとめてある。
■充電機能付きクレードルが
標準で同梱されている!
「Xperia Tablet Z SO-03E」には、下の写真のように上から差し込むタイプのクレードルが同梱されています。動画サイトの視聴時などには、やはりクレードルは必需品でしょう。充電端子がありますので、「Xperia Tablet Z SO-03E」を置くだけで充電ができます。
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同じくクレードルに置いた「Xperia Z」と一緒に。クレードルは単品でも購入することができるので、もうひとつ購入して会社用などにするのもいいだろう。
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クレードルに「Xperia Tablet Z SO-03E」を置いたときの背面はこんな感じ。傾きの角度は変えられない。
■810万画素のメインカメラは
背面の右上隅に配置
「Xperia Tablet Z SO-03E」は、タブレットながら800万画素のメインカメラを搭載しています。レンズはF値2.4と明るく、裏面照射型CMOSセンサーと併せて、暗いシチュエーションでもノイズの少ない写真を撮ることができます。「10.1インチのタブレットで写真なんか撮らないだろう」と思っていましたが、大きな液晶を見ながら写真を撮るというのは、かなり新鮮な体験でおもしろいです!
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デザインのアクセントになっているレンズ周りのリングには、ステンレス素材が使われており、高級感がある。
次のページでは、「Xperia Tablet Z SO-03E」にプリインされたアプリについて見ていきます。
次ページ>> Xperia Tablet Zのプリインアプリをチェック!
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