KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は20日、高速データ通信規格“EV-DO Rev.A”に対応し、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsの通信が可能なデータ通信カード「W04K」(京セラ(株)製)を10月下旬に発売すると発表した。
W04Kは、CFカード型の通信端末で、EV-DO Rev.Aのほか、CDMA 1X WIN、CDMA 1Xのネットワークに対応する。データ通信カードでありながら、GPS機能も内蔵する。また、企業内SMS機能や社内LANアクセスなどに有効な“接続先限定機能”を搭載し、イントラネット定額接続サービス「WIN DATA CARD 定額サービス」にも対応する。
対応OSはWindows Vista/XP/2000、PocketPC。Windows標準ドライバーに対応するため、インストール作業を行なわずにデータ通信を開始できるという。
本体のサイズは幅43×奥行き73×高さ4.9(最厚部11.4)mm。重さは約30g。CFカード型だが、PCカードアダプターが付属しているので、PCカードスロットでも利用できる。