Android 特集・連載

世界各国で「GALAXY S 4」が発売スタート! 「GALAXY S」シリーズの歴史と進化から考える、スマートフォンの未来

文●石野純也

2013年05月03日 22時00分

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ひと足早く世界各国で「GALAXY S 4」が発売!
その魅力をいち早くチェック


galaxys4韓国レポ

 4月27日、グローバルの主要市場で、サムスン電子のフラッグシップモデル「GALAXY S 4(以下、S 4)」が発売された。その1日前にあたる26日には、韓国で世界に先がけ販売を開始。25日に開催されたお披露目イベント「World Tour」では、日本でイベントが行われることも明らかになった。

 3月にアメリカで行われたイベント「UNPACKED」で「S 4」が初めてお披露目されたときは、世界各国から3000人を超える関係者が集まるなど、端末の注目度は抜群に高い。サムスン電子の無線事業部 戦略マーケティング室 室長のDJ・リー氏は「数字を具体的に言うのは難しいが」と前置きしつつ、「世界的に反応がいい。S IIIの成功を乗り越える結果になることを期待している」と自信をのぞかせた。UNPACKEDでは、同社の共同CEO(当時はモバイルコミュニケーション部門の社長)、JK・シン氏が「155の国や地域、327のキャリアから発売される」と発表している。

 日本では、NTTドコモがGALAXYシリーズを重点的に取り扱ってきたが、今年度は端末数を絞り「一体どれがいいのか聞かれるので、オススメをセットしていきたい」(代表取締役社長 加藤薫氏)という方針だ。「S 4」が、この“オススメ”の中に入ることは確実視してよさそうだ。

「GALAXY S 4」はスペックよりも使い勝手を重視!

 では、「S 4」はいったい何が優れているのか。ここでは、改めてその魅力をひも解いていきたい。サムスン電子は、前モデル「S III」の発表時に、方針を大きく転換させた。それまでは、デュアルコアやディスプレイのサイズといったスペックを重視していたが、一転して、使い勝手を全面に打ち出すようになった。当時の発表で、もっとも大きくフィーチャーされていた機能のひとつが、ユーザーの目をインカメラで検知し、画面を見ている間は点灯の状態をキープする「Smart Stay」だった。「S 4」にも、この方針は踏襲されている。

 もっとも、「S 4」には、5インチ、フルHD(1920×1080ドット)の「HD Super AMOLED」ディスプレイや、パフォーマンスの高い4つのコアと省電力な4つのコアを組み合わせた「Big.LITTLE」技術に基づく「Exynos 5 Octa」というチップセットが搭載されており、スペックが低いわけではない。より高いスペックを実現しながら、「S III」とほぼ同じ横幅を実現し、薄型化しているところも、「S 4」で注目したいポイントと言えるだろう。また、カメラは1300万画素となり、積層型の裏面照射型CMOSを採用し、画質は向上している。

韓国ツアー

▲高いスペックを実現しながら、「使い勝手」を全面にフィーチャーする「GALAXY S 4」。

「GALAXY S 4」はカメラ機能が充実

 UNPACKEDや韓国のWorld Tourにおいてカメラ機能で強調していたのは、「S III」から進化した使い勝手だ。UNPAKCEDに登壇したJK・シン氏も、World Tourに登壇したDJ・リー氏も、共にまずカメラの新機能を紹介していた。「S 4」には、インカメラとアウトカメラで撮った2枚の写真を合成する「Dual Camera」や、写真と音声を同時に記録する「Sound & Shot」、動いている被写体を検出して連続した撮った写真を合成する「Drama Shot」など、数々の撮影モードが搭載されている。

 カメラと言えばセンサーのシェアが高い日本のお家芸で、画質面ではどうしても韓国メーカーが一歩及ばないところがある。こうした弱点を認識しているからこそ、カメラが競争軸になっている今、サムスン電子はスマートフォンならではの“画像加工”に舵を切ったのだろう。複数のサムスン電子関係者からの話を総合すると、このような事情が浮かび上がってくる。ここには、昨年、ベルリンで開催されたIFAで発表された「GALAXY Camera」のノウハウもつぎ込まれているという。

ギャラクシー

▲写真と音声を同時に記録する「Sound & Shot」など、カメラ機能にはさまざまな機能が盛り込まれた。

「GALAXY Note II」と同じ「Air View」機能も搭載

  使い勝手という点では、「S III」で大きくフィーチャーした「Smart Stay」も、大きく進化させた。同じユーザーの目を検知する機能として、「Smart pause」や「Smart scroll」といった機能を新たに採用。前者は、動画視聴中に効果があり、ユーザーが目を離すと、一時停止が自動的にかかる。画面に目を戻すと、再生が再開される。後者の「Smart scroll」は、ユーザーの目を検知し、画面を見ている間傾きや目線で、画面をスクロールする機能だ。

「S 4」には、「GALAXY Note II」と同じ「Air View」が搭載されている。違いは、「S 4」だと指で操作できること。「Note II」ではSペンを近づけるとフォルダの中身が展開されたり、動画の再生位置のサムネールが表示されたりしたが、「S 4」では指で同様の操作を行える。Web閲覧中に指を近づけた部分だけを、拡大表示することも可能だ。このほか、翻訳機能の「S Translation」や、健康管理機能の「S Health」、複数のS 4を簡単に連携させゲームや音楽を楽しめる「Group Play」といった、数々の新機能も搭載されている。

韓国ツアー

▲「GALAXY Note II」と同じ「Air View」を搭載。「S 4」だと指で操作することができる。

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