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【2013秋 おすすめ&人気タブレット比較-第1回-】

「iPad」「Nexus 7」「Surface」どれがいい? OSやパソコンとの比較から考える、タブレットの選び方(前編)

文●小林誠

2013年09月04日 19時45分

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なぜ今、タブレットが
人気なのか!?


 タブレットが人気だ。タブレットの代名詞とも言えるアップルの「iPad」シリーズに加えて、昨年Googleから登場した7インチサイズのAndroidタブレット「Nexus7」がヒット。また2013年春にはマイクロソフトからWindowsタブレット「Surface」が発売となり、端末のサイズやOSの種類などバリエーションが増加。ディスプレイの解像度や操作感の向上などタブレット自体の完成度が高くなったこともあり、パソコンに代わるデバイスとして注目されている状況だ。出荷台数は飛躍的に伸びており、米調査会社IDCによるとタブレットの出荷台数は年内にノートパソコンを超え、2015年にはパソコン全体(ノート&デスクトップパソコンの合計)も超えると予測されているほど。
 果たしてタブレットは、本当にパソコンに代わるデバイスとなるのだろうか? まずはタブレットとノートパソコンを比較しながら、それについて考えていきたいと思う。

タブレットの選び方

▲「iPad」「Androidタブレット」「Windowsタブレット」の3種類のタブレットが登場し、市場が急速に拡大している。

タブレットのいいところは?

 パソコンと比べた場合のタブレットの主な特徴は、次の3つ。1つめは「コンパクトなサイズで持ち運びしやすい」ということ。タブレットのサイズは現状、大きく分けて7インチサイズのものと10インチサイズのものが主流だが、どちらもノートパソコンと比べ軽くて携帯性に優れている。外出先でWEBやメール閲覧する場合に端末が軽い方が便利だし、友人などに撮った写真を画面越しで共有する場合などもお手軽だ。2つめは「タッチパネルで操作が簡単」ということ。ディスプレイに直接タッチして操作するので、パソコンと比べて直感的でわかりやすく、設定やデータの管理などが比較的わかりやすいというのが特徴。キーボードやマウスがないので、寝転がって操作したり、立ちながら操作したりすることも可能だ。防水仕様ならお風呂の中で操作することもできる。3つめは、タブレットはパソコンにくらべて「起動時間が短い」ということ。これは端末のスペックや使用状況などによって違いがあるが、一般的にパソコンの方が起動の処理が複雑となっており、時間がかかってしまう。例えばWEBサイトやメールを閲覧する場合は、タブレットの方が起動時間が短くて、お手軽に操作できるのだ。

タブレットの選び方

▲7インチサイズとコンパクトで、タッチパネルの操作が簡単という点で「iPad mini」はタブレットの代表的なデバイス。特に他のタブレットと比べて分かりやすさでは1番だ。

タブレットの選び方

▲さまざまなバリーションの端末が揃う「Androidタブレット」は、電子書籍リーダーとしても秀逸だ。

タブレットの選び方

▲一番パソコンに近いタブレットが「Windowsタブレット」。

タブレットでできないことや劣るところは!?

 もちろんパソコンではできるがタブレットではできないこともある。たとえば高性能な処理能力を要求されるアプリケーション(ソフト)はパソコンにしかないものが多く、タブレットでは使えない場合や、類似のアプリで使えたとしても機能が限定的という場合がある。画像編集ソフトでおなじみのAdobeの「Photoshop」は、iPad用の公式アプリがあるが、その機能はパソコン版とは違ってできることが限られているのだ。

タブレットの選び方

▲iPadの「Photoshop Express」。パソコンと比べるとできることは限られている。

 またタブレットはパソコンと比べてデータの保存容量が少ないところも弱点といえる。最近はクラウドやオンラインストレージを使ってデータをアップロードできるので、本体の保存容量に困らないという人もいるかもしれないが、筆者のように500GBとか1TBくらいのデータを持ち歩いたりバックアップもしたいという人はタブレットでは難しい。
 パソコン(Windows)は、WEBブラウザやメール、Offceソフトの画面を同時に表示させる「マルチウインドウ」に対応するが、「iPad」や「Androidタブレット」ではそれができないのも違いだ。パソコンでは2つのフォルダを開いて、ファイルをドラッグ&ドロップして移動することができるが、「iPad」や「Androidタブレット」ではそれもできない。ただし、パソコンと同じ「Windows 8」や「Windows RT」といったOSを搭載するタブレットなら、その「マルチウインドウ」に対応。同じタブレットでも搭載している「OS」によって、できることが違うことも押させておこう。

タブレットの選び方

▲新しいNexus 7(2013)のストレージの画面。Nexus 7には16GBと32GB版があるが、これは16GB。パソコンと比べると容量が小さい。

 以上が、パソコンと比較した場合のタブレットの大まかな特徴となるが、先ほど述べたように同じタブレットでも搭載する「OS」によって、できることに違いがある。次からは代表的なタブレットの「OS」の紹介と、違いについて紹介していこう。

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