フェイス、FeliCa携帯電話機で動画コンテンツを購入できるサービスを開始

文●永島和夫

2007年11月05日 18時25分

 (株)フェイスは5日、FeliCa対応携帯電話機を使った視聴権利認証技術「NFRMサービス」を利用するiモード向け動画コンテンツポータルサイト「カザスチャンネル」を開設したと発表した。

カザスチャンネルのサービス概念図

カザスチャンネルのサービス概念図

 カザスチャンネルは、NFRMサービスに対応したコンテンツを一覧から探すことができるケータイ動画ポータルサイト。見たいコンテンツがあったら、カザスチャンネルから各社のケータイサイトに移動して、コンテンツを購入することができる。コンテンツは携帯電話機で視聴できるほか、FeliCaリーダーを接続したパソコンを用意すれば、FeliCa対応携帯電話機をFeliCaリーダーにかざすことで、同じコンテンツをパソコンのディスプレーで楽しむことも可能だ。

 カザスチャンネルに掲載されるコンテンツは、ギガネットワークス(株)のほか、(株)エクシング、エヌ・ティ・ティ レゾナント(株)の3社が配信するライブ映像、プロモーションビデオ、吉本興業(株)所属のタレントによるお笑いライブ映像、ドキュメンタリー映像番組、グラビアアイドル動画など。同社では今後、ほかのコンテンツホルダーにも働きかけ、掲載コンテンツを拡大していくとしている。

 対応機種は(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのおサイフケータイに対応する携帯電話機。アクセス方法は、URL(http://kazas.jp/)を直接入力するか、“iMenu→メニュー/検索→おサイフケータイ→「カザスチャンネル」”と辿る。なお、カザスチャンネル経由で動画を購入するには、専用アプリをダウンロードする必要があり、購入した動画をパソコンで視聴する場合はパソコンにも専用ソフト(Windows Vista/XP対応)をインストールする必要がある。


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