「LG G2」のブラックモデル。ホワイトモデルもある
LGエレクトロニクスジャパンは、フラッグシップスマートフォン「LG G2」の説明会を実施した。今年の8月にニューヨークで発表されたグローバルモデルだが、日本での展開などは未定とのこと。まずは実機の特徴を写真で紹介する。
5.2インチのIPSディスプレーを採用。フルHD(1920×1080ドット)解像度だ
CPUはクアッドコアの「Snapdragon 800」(2.26GHz)を搭載
3000mAhのバッテリーを搭載(交換不可)し、薄さは8.9mm
バッテリーモジュール自体が台形になっており、丸みを帯びたG2背面のスペースを無駄にしないような作りになっている
背面には2軸の光学式手ブレ補正に対応した1300万画素のカメラを内蔵
カメラの下には電源ボタンとボリュームボタンを搭載。スマホを手に持った時に指が来る位置に配置している。電源ボタンは押すと光る
ディスプレー上部にはインカメラを装備
電源&ボリュームボタンを側面ではなく背面に配置したことでベゼルを2.65mmまで薄くすることができた
底面にはmicroUSB端子とイヤフォンジャックを搭載する
192kHz/24bitのハイレゾ音源(FLACなど)の再生に対応する
LG G2を代表する5つの機能
1つ目は使っているアプリケーションを起動したまま別のアプリにスムーズに切り替えられる「Slide Aside」
アプリ起動中に3本の指で画面をスライドさせると、アプリが保存される
複数のアプリを保存した状態で同じようにスライド操作をすると、保存されたアプリが表示され、すぐに切り替えられる
2つ目の「KnockOn」は、画面を2回タップするとバックライト点灯のオン/オフができる機能
3つ目は、1台のスマホを2人で共有するのに便利な「Guest Mode」。ロックパターンを2通り設けることでユーザーを判別する
Guest Modeのオン/オフやロック解除パターンの設定、アプリの設定などが行なえる
4つ目は、音声プラグやUSBデバイスを接続すると、関連するアプリがポップアップ表示される「Plug & Pop」。画面はイヤフォンを接続したところ
最後の「Audio Zoom」は動画撮影時に指向性を高め、特定の被写体の声を拾うモードだ
グローバル市場で3位になれた理由は
「フラッグシップモデルの投入」
2013年前半の出荷台数グラフ
同社は2013年の第1四半期、第2四半期でともに世界第3位の出荷台数を実現したと報告。その要因としては「Optimus G」や「Nexus 4」などのフラッグシップスマートフォンの投入を挙げた。
続々とフラッグシップモデルを投入できたのは、垂直統合による開発の効率化とクアルコムとの戦略的提携によるところが大きいとし、さらに消費者目線での開発も欠かせない要因だという。
個人的にすごいと思ったのがこの機能。アプリ起動中でも別のアプリを小さく表示し、さらにスライダーをいじることで半透明にできる