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【2013冬スマホ】「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー! 2つのデバイスの組み合わせで超快適!?

文●佐野正弘

2013年10月15日 20時40分

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「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

 サムスン電子の「GALAXY Note」シリーズ最新機種「GALAXY Note 3」(以下「Note 3」)、そして、その「Note 3」と連携し、音声電話やカメラでの撮影などができる、腕時計型のウェアラブルデバイス「GALAXY Gear」。NTTドコモとauの冬モデルとして投入されることが決定した両機種が、それぞれどのような特徴を持っているのか。また両者の連携でどのようなことができるのかを、au版の実機をベースに検証していく。


大画面&よりノートに近づいた
「GALAXY Note 3」をチェック!


「Note 3」は、スマートフォンとタブレットの中間というべき“ファブレット”というジャンルを開拓した、サムスン電子のモバイルデバイスの最新版となる。スマートフォンより大きいディスプレイを採用しながらも、片手で持って操作できるギリギリのサイズを実現。さらに専用のペン“Sペン”を備え、ペンをフル活用した便利な機能が利用できるなど、「GALAXY Note」シリーズの持ち味を踏襲しながら、性能を上げ、より使い勝手が向上しているのが特徴だ。

 特に今回、日本ではNTTドコモだけでなくauからも提供されることもあり、より高い注目を集めている。だが実際、以前の機種と比べ、どのような点が変化しているのだろうか。まずは最も基本的な要素となるスペック面において、前機種である「GALAXY Note Ⅱ」とどの程度違いがあるのかを、比べてみよう。双方の端末の主なスペックを、下表に記したので確認して欲しい。

機種名 GALAXY Note 3 GALAXY Note Ⅱ
ディスプレイ Full HD
SUPER AMOLED
約5.7インチ
HD
SUPER AMOLED
約5.5インチ
OS Android 4.3 Android 4.1
CPU MSM8974 2.3GHz Exynos 4412 1.6GHz
RAM 3GB 2GB
ROM 32GB 32GB
メインカメラ 約1,320万画素
CMOS
約810万画素
サブカメラ 約210万画素
CMOS
約190万画素
バッテリー容量 3,200mAh 3,100mAh
ワンセグ
赤外線
(リモコン機能のみ)
×
NFC NFC、FeliCa ×
防水・防塵 × ×

「Note Ⅱ」が発売されてから既に1年近く経過していることもあり、スペック面では大きな進化を遂げている。なかでも大きく進化しているのはCPUで、自社開発のCPUからクアルコム製のSnapdragon 800に変更がなされ、クロック数も1.6GHzから2.3GHzへと大幅にアップした。またRAM容量も、この手のデバイスではあまり見ない、3GBという容量を実現。マルチタスク動作もより快適になったといえるだろう。

 最も注目すべきはディスプレイサイズだろう。「Note 3」のディスプレイは従来通り、有機EL(SUPER AMOLED)なのだが、5.7インチと前機種と比べ0.2インチサイズがアップし、さらにHDからフルHD(1,920×1,080)へと、解像度も高くなった。その一方で、ディスプレイと本体との間隔を非常に狭くする“狭額縁”により、幅79.2mm、厚さ8.3mmと、前機種と比べそれぞれ0.8mm、1.4mm小さくなっている。ディスプレイを大きくしながらも、一層の持ちやすさを実現しているのだ。

「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

▲「Note 3」の前面。狭額縁により、前機種より小型ながら5.7インチという大画面を実現している。

アナログさを意識し、
背面はレザー調の手触りを実現

 性能だけでなく、ボディデザインも大きく進化している。「Note Ⅱ」は曲面を多く採り入れたスマートフォンらしいデザインであったが、「Note 3」は四隅のカーブを除けば比較的スクエアな印象を与えるデザインとなっており、狭額縁もあいまってよりコンパクトになった印象を与えている。特に、大きく変化したのが背面のバッテリーカバーだ。「GALAXY Note」シリーズは、従来より背面カバーにポリカーボネイト素材を用いているが、前機種まではカバーが薄く光沢がある分、ややチープな印象も与えていた。だが「Note 3」では、素材は変わっていないながらも、凹凸のあるレザー調の加工が施されておりしっとりとした手触りを実現したほか、側面には糸で縫っているステッチのような加工もなされるなど、より手帳らしい仕上がりとなっている。こうしたデザインの変化には、端末をより紙の手帳やノートに近い触感にしたいという考えがあったようだ。従来より紙とペンを意識してきた「GALAXY Note」らしいデザインを実現することで、より高級な印象を与えているのも大きなポイントといえる。

「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

▲「Note 3」の背面は、レザー調の加工を施した独特のデザインが特徴的。背面のメインカメラは約1,320万画素と、こちらも大幅に進化している。

「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

▲背面をより近くで見ると、側面部分に糸で縫ったステッチ加工も施してあるなど、細部にわたってアナログの手帳を意識したこだわりを見て取ることができる。

 ちなみに背面カバーは、加工が変化してはいるものの、従来通り取り外しは可能。バッテリーを交換したり、専用の「Sビューカバー」を取り付けたりもできるようになっている。ただしバッテリーにはNFCのアンテナが搭載されていることから、専用以外のバッテリーを装着するとNFCやおサイフケータイ機能が使えなくなってしまう点には注意したい。

「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

▲カバーは他のGALAXYシリーズ同様、外すことが可能。バッテリーは3,200mAhとやや容量が増加しているが、NFCのアンテナを内蔵している点は「GALAXY S4」などと共通している。

microUSBではなく、
USB 3.0の端子形状に

 側面に目を移すと、金属調の加工が施されたフレームが目をひくが、他にも注目すべき変化がある。それは、本体下部のUSB端子の形状だ。「Note 3」のUSB端子を見ると、従来と同じmicroUSBではなく、USB 3.0の端子形状となっているのだ。これは、「Note 3」が一部USB 3.0に対応していることが要因のようだが、microUSB端子を接続すれば充電などはできるので安心して欲しい。

「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

▲本体上部にはイヤホン端子と、ノイズキャンセル用のマイク穴、そしてワンセグ用のアンテナを装備。

「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

▲ワンセグ用のアンテナを伸ばしたところ。意外と長く伸びるので、適当な長さに調節して利用しよう。

「GALAXY Note 3」+「GALAXY Gear」レビュー!

▲本体下部にはSペンとスピーカー、そしてUSB端子を装備。USB端子はUSB3.0仕様だが、従来通りmicroUSBのケーブルを接続できる。

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▲本体左側面にはボリュームキーを、右側面には電源キーを装備している。

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