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【2013冬スマホ】KDDI+LG電子のコラボモデル「isai LGL22」レビュー! 瑞々しいカラーと大画面が魅力のハイスペックスマホだ!

文●島 徹

2013年10月17日 18時50分

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au+LGの冬スマホ「isai」レビュー!

 au冬モデルの中ではサプライズとなった、KDDIとLG電子のコラボモデル「isai LGL22」。4色展開や金属の素材感を前面に出した流行のデザインに、5.2インチの大画面フルHD液晶と、最新CPUとなる「Snapdragon 800 MSM8974(2.3GHz クアッドコア)」を搭載するなど、冬モデルのトレンドをしっかりと押さえたハイエンド端末です。


KDDIとLG電子のコラボモデルは
トレンドをしっかり押さえた
ハイエンド端末


「isai」がベースとしている端末は、LG電子のグローバル向けハイエンド端末「G2」です。基本的なスペックは近いのですが、「isai」では「G2」の特徴である背面に搭載された電源や音量キーが廃される一方、4色のカラバリやメタル素材のフレーム、防水性能などを搭載した日本の売れ筋を狙った端末に変貌しています。「G2」は各国のヘビーユーザーを狙った端末という感じですが、この「isai」からはLG電子が一般ユーザーのシェアを積極的に狙っている姿勢が見て取れます。

au+LGの冬スマホ「isai」レビュー!

▲「isai」はカラフルなアクア、ブルー、ホワイト、ブラックの4色展開。デザインはベースモデルの「G2」に近いが、カラフルで柔らかい印象を受ける。

「isai」のスペックをチェック!

 性能面の特徴は、LGの強みである大画面5.2インチフルHD(1080×1920ドット)の明るいIPS液晶と、最新CPUの「Snapdragon 800 MSM8974(2.3GHz クアッドコア)」を搭載しているところ。5.2インチ液晶採用によりかなり大型の端末となっていますが、狭額縁デザインにより横幅72ミリとギリギリ片手で握れるサイズに収めています。

au+LGの冬スマホ「isai」レビュー!

▲5.2インチの「isai」と4.3インチの「Xperia VL」を並べてみた。「isai」のほうが画面を見やすいが、本体サイズは大きい。とはいえ、狭額縁デザインにより片手で握れるサイズに抑えている。

 夏モデルの「HTC J One」などと比べると進化点は少ないようにも思えますが、「Snapdragon 800」は従来の「Snapdragon 600」と違ってCPUとベースバンドチップを1チップに統合しており省電力性能で有利なほか、GPUの強化や最大150MbpsのLTEデータ通信対応など、スペック表だけではわからない部分で進化を遂げています。

 1,320万画素カメラも裏面照射などの表記はありませんが、実際にはかなり高感度で暗所でも快適に撮影できました。このほか、防水性能(IPX5/7)や日本向け機能のおサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグにも対応しています。

  isai HTC J one
ディス
プレイ
5.2インチ
FHD
IPS
(1,920×1,080ドット)
4.8インチ 
Super
LCD 3
(1,920×1,080ドット)
OS Android 4.2 Android 4.2
CPU Qualcomm
Snapdragon
800 MSM8974
(2.3GHz クアッドコア)
Qualcomm
Snapdragon
600 PQ8064T
(1.7GHz クアッドコア)
RAM 2GB 2GB
ROM 32GB 32GB
メイン
カメラ
1320万画素
CMOSセンサー
400万画素
CMOSセンサー
(HTC UltraPixel Camera)
イン
カメラ
240万画素
CMOSセンサー
210万画素
CMOSセンサー
ワンセグ
赤外線
通信
おサイフ
ケータイ
/NFC
○/○ ○/○
防水/防塵 /- -/-
LTE
通信回線

(150Mbps)
800MHz、
1.5GHz、
2Ghz

(100Mbps)
800Mhz、
1.5GHz、
2GHz
ワイヤレス
充電
- -
サイズ(mm)
/重量(g)
約W72×H144×D9.1
/約145
約W69×H138×D10.1
/約157

▲「isai」と、2013夏モデルとして登場したHTCとKDDIのコラボモデル「HTC J ONE」のスペックを比較してみた。

 今回触れたのは試作機ですが、ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」で性能を計測してみました。結果を詳細に見ると、「Snapdragon 600」搭載の「HTC J One」や「GALAXY S4」と比べ、CPU性能は若干の向上に留まっていますが、GPUの3D表示性能が大幅に向上していることがわかります。これは「Snapdragon 600」のGPU「Adreno 320」よりも高速な、「Snapdragon 800」のGPU「Adreno 330」の影響といえるでしょう。

au+LGの冬スマホ「isai」レビュー!

▲「AnTuTu Benchmark」では、GPUの3D表示性能(棒グラフのオレンジ色)が大幅に向上。

 LTEデータ通信周りも、auの全国実人口カバー率96%以上かつ全国75Mbps対応の800MHz帯のほか、1.5GHz帯と一部エリアで150Mbpsサービスを開始した2GHz帯に対応しています。初期の800MHz帯と1.5GHz帯のみに対応したLTE端末「Xperia VL」と一緒に持ち歩くと、2GHz帯対応やベースバンドチップの性能向上もあってか、感度はisaiの方が上に感じられました。

 約1年半前に発売された、2012年春モデルのLG電子製端末「Optimus X IS11LG」とも簡単に比較してみましょう。1~2年前のスマートフォンと比べると、当時の端末と比べてCPUやバッテリー容量が大幅に向上しています。スペック表を見るだけでも、そろそろ買い換えどきであることを痛感する内容になっています。

  isai Optimus X
ディス
プレイ
5.2インチ
FHD IPS
(1,920×1,080ドット)
4.0インチ
IPS
(800×480ドット)
OS Android 4.2 Android 2.3
CPU Qualcomm
Snapdragon
800 MSM8974
(2.3GHz クアッドコア)
NVIDIA
Tegra 2
(1.2GHz デュアルコア)
RAM 2GB 1GB
ROM 32GB 4GB
メイン
カメラ
1,320万画素
CMOSセンサー
800万画素
CMOSセンサー
バッテリー
容量
2,500mAh 1,500mAh
データ
通信回線
LTE
(最大150Mbps)
3G
(最大9.2Mbps)

 実際に「isai」を持って12時間ほど外出してみましたが、移動中に2時間ほどTwitterとブラウザーを利用し、アプリゲームの「パズドラ」を1時間ほど遊んでもバッテリーは45%ほど残りました。バッテリー容量が1,500mAh前後の古いスマートフォンだと、これだけでバッテリー切れを起こすことが多いだけに、大容量バッテリー搭載の最新端末ならではの安心感があります。最近のスマホのカタログでは、1日80分の操作を指標に”2日持つ”や”3日持つ”といった表記がなされてます。「isai」もこの基準に合わせれば、2日以上持つスタミナがあると言ってもいいでしょう。

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