Android iPhone 特集・連載

「ドコモメール」になって、何が変わったのか!?ドコモ開発者に聞く、進化したポイント

文●mobileASCII編集部

2013年11月15日 21時00分

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「ドコモメール」対応端末と
マルチデバイス!


――「ドコモメール」へ対応する端末についてお聞きします。現状、対応時期を分けて「ドコモメール」の提供を進めている感じですが、これは何か理由があるのでしょうか。

山口: もちろん同時期に一斉に対応できることが望ましいのですが、現状は最新の端末からしっかりと品質確認をしたアプリを提供していきたいと考えておりまして、順番に提供しているというのが現状です。これまでドコモメールに期待を寄せられて端末を購入いただきましたお客さまには対応まで少し時間がかかってしまいますが、なるべく早くご利用いただけるように準備を進めております。

――「ドコモメール」は、OSは「Android4.0」以上に対応となっております。

山口:「spモードメール」は、OSのバージョンが「Android OS 2.2」から提供しておりますが、ドコモメールに関しては、今後のアプリケ―ションの品質維持の観点から「Android OS 4.0」以上からとさせていただいております。

「ドコモメール」開発者インタビュー 

▲「ドコモメール」となって、ユーザーの反応は好評であるとのこと。

「docomo ID」とマルチデバイス

――「マルチデバイス」についてお伺いします。今後、パソコンにも対応ということで期待しておりますが、それについてお教え願います。

山口:ドコモメールがインターネットで汎用的に利用されておりますIMAPに対応しますので、通常のパソコンのメールソフトでもご利用いただけるようになります。またWebメールにも対応しますので、一般的なブラウザからドコモメールの閲覧・返信をすることも可能になります。ご利用にあたっては、「docomo ID」を利用してドコモメールサーバ(メールボックス)にアクセスすることになります。

――パソコンで使用する場合も、デコメは対応するのでしょうか?

山口:パソコンでもデコメが使えるように検討をしたのですが、スマートフォンと同じように利用してもらうようにするのは難しく、現時点においては対応しておりません。

――ちなみに今フィーチャーフォンを使っている人は、「クラウド」や「マルチデバイス」は対応しないのでしょうか。

山口:フィーチャーフォンには対応しておらず、スマートフォンのみ「ドコモメール」がご利用いただけます。ですので、現状、携帯電話をご利用のお客さまに対しては、今後の検討課題と思っています。

「ドコモメール」開発者インタビュー 

▲残念ながら、フィーチャーフォンは「ドコモメール」には対応しないが、もちろん引き続き「iモードメール」は使える。

――「マルチデバイス」といえば、確かiモードのときに、ドコモWebメール(@dwmail.jp)というパソコンと連動したサービスというのを提供されていたと思うんですが、それとの違いなどについてお教え願います。

太口:ドコモWebメールは、iモードメールをお使いのお客さまに対して、違うメールアドレス(セカンドメールアドレス)を付与しお使いいただくというものでした。例えば、普段は「iモードメール」を使っていただき、それ以外のたとえばメルマガを受信するときやPCサイトの確認メールで活用していただくイメージです。メルマガなどで使うと、メールがたくさん届きますので、必要なメールが埋もれてしまうということもあります。それらを踏まえて、セカンドメール的にドコモWebメールを使用していただくことで、「iモードメール」の利便性が向上すると考え提供してきました。一定のお客さまに根強く使っていただいたのですが、こちらが想定したより利用者が増えなかったこともあり最終的にはサービスを終了させていただきました。ドコモが2つ目のメールアドレスを提供することに対して、十分な価値を訴求することができなかったこと、お客様に認知していただくことができなかったことがその理由です。ただしパソコンでケータイメールを使いたいという需要があることは確認できましたので、今回の「ドコモメール」では、近いうちに無料でパソコンからメールを確認することができるように検討しております。ドコモWebメールで教訓となったところを活かしつつ、今回の「ドコモメール」でもそれを継承していきたいと思っていますので、期待してほしいです。

容量1GBなら、平均10年くらいは問題なし

――「クラウド」に関してですが、ユーザー1人でどのくらいの量を使用するとか想定されているのでしょうか。

山口:容量としては1GBとなっております。この容量は他社が提供しておりますインターネット上のクラウドサービスと比べますと少ないという意見はありますが、我々として想定するお客さまのご利用状況を踏まえた結果、1GBだと平均的な使い方で10年くらいは問題ないと考え設定させていただきました。もちろん、お客さまによって使い方は違うと思いますし、スマートフォンだと最大10MBまでメールを送受信できるようになっておりますので、容量の拡大に関しては、お客さまのご利用状況をみながら検討していきたいと思っています。

――キャリアメールのユーザーは、メールをたくさん保存される方が多い印象があります。

山口:ドコモのお客さまは、機種変更される場合もメールデータを移行される方が多く、SDカードへのデータバックアップを取ることを推奨しております。今後はドコモメール(クラウドメール)をご利用いただくことにより、機種変更される場合もメールデータの移行をスムーズに行うことができます。

「ドコモメール」開発者インタビュー  「ドコモメール」開発者インタビュー 

▲メールは、「本体保持件数設定」を300件、1000件、5000件から設定可能(左)。メールへの添付データはフィーチャーフォンの時と同様に、2MB以上のデータをリサイズすることが可能。

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