特集・連載

【ドコモ・ドットコム スマートフォンレポート 出張版-第4回-】

【ドコモインタビュー】新たなコンテンツとの接点 「docomo LIVE UX」

文●ドコモ・ドットコム

2014年01月08日 12時15分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

使い勝手の向上と同時に、
新たな情報に対する
インターフェースとしての
価値が加わったホームアプリ。


 2013 ‒2014 冬春モデルから、全機種での搭載が予定されている「docomo LIVE UX」。2011 年夏モデルから提供されていた「docomo Palette UI」は累計1000 万台超の端末に搭載され、国内Android 端末のホームアプリとして広く浸透しているが、「docomo LIVE UX」はそれに変わる新たなホームアプリとしての役割を担うことになる。

 2011年時点では、スマートフォンあるいはAndroid端末の市場は未だ限定的で、ホームアプリも数が少なく、また成熟も進んでいなかった。しかし2013年現在、スマートフォンは爆発的に普及し、メーカー、キャリア、サードパーティがそれぞれ様々なホームアプリを提案するようになった。そこで、「docomo LIVE UX」の開発に際しては、改めてホームアプリの利用スタイルや意識についての調査・検討を重ね、その結果「docomo Palette UI」の使い勝手は継承しつつ、ユーザーインターフェースに改良を加える形となっている。更に「docomo LIVE UX」では、ユーザーインターフェースの新たな可能性を広げることを目的にした新機能「マイマガジン」を搭載している。ユーザーが事前登録した興味・関心の高いジャンルに、ソーシャルメディアでのトレンド、ユーザーの検索履歴を掛けあわせ、最適化された情報を記事として表示するこのサービスは、「docomo LIVE UX」が端末内の機能だけでなく、インターネット上のあらゆる情報のインターフェースとなることを目指すものだ。「docomo LIVE UX」によって、スマートフォンのインターフェースはどう変わっていくのか。NTTドコモ マーケティング部のお2人に、お話をうかがった。

docomocom

使い勝手をアップデートし、表現力を向上させた
ホームアプリのデファクトスタンダードは、
ユーザーと情報との新たな接点づくりを目指す。


 2011年夏モデルから「docomo Palette UI」を提供し、約2年が経過しました。その間ユーザー調査を行うなど、ユーザーのホームアプリの利用実態や、ユーザーインターフェースのトレンドへのキャッチアップを行ってきました。スマートフォンの急激な浸透に伴いホームアプリに対するニーズが変化していく中で、「docomo Palette UI」の拡張だけで対応するのではなく、新しいホームアプリを開発する必要があると感じていました。そこで開発したのが「docomo LIVEUX」です。

「docomo LIVE UX」は、ドコモが提供するホームアプリとして、使い勝手と表現力を向上させることはもちろんですが、トレンドを取り入れた新たな提案をすることも目的としています。

 まず、使い勝手の向上についてですが、「docomo PaletteUI」では「アプリ一覧」画面を重視した作りになっていました。しかし調査の結果、ユーザーは「アプリ一覧」画面はあまり使わずに、使いたいアプリはホーム画面にショートカットを作っていることがわかりました。そこで、「docomo LIVEUX」ではホーム画面の使いやすさに力を入れています。具体的な例としては、アプリ一覧画面を開く時に、ホーム画面の一部が同時に表示されます。この形式となったことにより、ユーザーはアプリ一覧画面からアプリをドラッグして、ホーム画面の好きなところに直接置けるようになりました(図1参照)。

docomocom4

 またホーム画面に置いたアプリは、アプリ一覧画面には表示しない形としました。つまり、ひとつのアプリアイコンを複数箇所に表示することをやめ、一箇所にのみ表示する形としています。アプリ一覧画面とホーム画面をひと続きの世界観として表現することで、初めてスマートフォンを使うユーザーも混乱することなく画面のカスタマイズができるように配慮しています。表現力の部分では、「docomo Palette UI」でご好評いただいていた「きせかえ」を、互換性は保ちつつも大幅に機能拡充しました。ポイントは次の3つです。

①最大7枚のホーム画面に、それぞれ異なる画像を設定することが可能です。多くのホームアプリにおいては、1枚の画像を複数のホーム画面にスクロール表示させる程度の表現力しかない中で、7 枚にそれぞれ異なる画像を設定できる高い表現力を実現しています(図2参照)。

docomocom4

②日付・時間によってきせかえを変化させることが可能です。例えば朝・昼・晩で風景が変わる、週替りで様々なキャラクターが登場する、ユーザーの誕生日に特別なデザインのきせかえを表示させるなど、アイデア次第で様々な仕掛けが可能です。

③レイヤー構造を使った豊かな表現が可能です。画像を重ねて表示できるので、例えば背景は変えずに、テーブルの上の料理だけが次々と変わっていく、というような複雑な表現が可能になりました。

 端末のホーム画面を自分好みにカスタマイズしたいというユーザーニーズは、日本特有のものではないかと思っています。そうした中で、きせかえ機能が多くのユーザーに受け入れられ、利用されるようになったのは、CP 様が魅力的なきせかえを多数リリースして下さったからだと思っています。今回のきせかえ機能拡充では、従来のきせかえとの互換性を保ちながら、既存の市場を更に拡大する狙いがあります。CP様には是非この機会に、新機能を活かした、更に価値の高いコンテンツをご提供いただければ、と思っています。

 また、スマートフォンユーザーの8割がプリインストールされたホームアプリを使用するというデータもある中、われわれドコモが提供するホームアプリには、デファクトスタンダードとしての役割が求められます。その意味で「docomo LIVE UX」は、今のスマートフォンの使い方に合わせた最適なユーザーインターフェース、ユーザーエクスペリエンスを提供できると自負しています。更に今後、ホームアプリにはコンテンツやサービスとの接点という役割が求められていきます。新たな検索機能である「マイマガジン」は、そうした状況に対する我々なりの回答です。

「マイマガジン」は、ユーザーが自分であらかじめ選択したジャンルや、ソーシャルメディアなどから浮かび上がる世の中のトレンド、ユーザーの閲覧情報などを掛けあわせ、個々のユーザーニーズに合った情報や最適と思われる情報を、画像と共におすすめ表示する、というものです。これにより、これまで接点がなかったサービス等にも触れる機会が増えると考えています。更に、その情報に関連する「dメニュー」内のサービスや商品も表示されるため、CP 様が提供しているサービスへの新たな接点にもなります(図3参照)。

docomocom4

「マイマガジン」は、「ビジュアル」「ソーシャル」「パーソナライズ」といった要素から成り立つ、新しい検索サービスでありユーザーの興味・関心とインターネット上の情報とを結びつけてくれる、新たな「情報のインターフェース」なのです。
「docomo LIVE UX」は多くのお客様に使っていただけるホームアプリになれるよう進化を続けていきます。CP様には「きせかえ」などのコンテンツプラットフォームとして是非ご活用いただきたいと思いますし、ユーザーとの新たな接点となりうる本サービスに是非ご注目いただければと思います。


FROM
ドコモ・ドットコム


多くのユーザーに、より使いやすくなった
ホームアプリとして利用されることを期待


 2013‒2014冬春モデルから、新たなホームアプリとして導入された「docomo LIVE UX」。ユーザー調査等から得た情報や傾向を分析した上で開発されたとあって、従来の「docomo Palette UI」よりも更に使いやすく、且つ表現もリッチになった印象を受ける。

 中でも、「マイマガジン」の機能は注目である。キュレーションと呼ばれる、ユーザー自身が興味を抱く情報をインターネット上から自動で集めてくれる機能は、使い込むほどにその利便性を強く感じそうである。当社独自調査結果からみても明らかなように、一般的なニュース情報は、既に様々なサービスにて多くのユーザーが利用している状況である。その点、ユーザーの嗜好に合った情報が自動表示されるという点で差別化が図られている本機能に対しては、多くの利用があるのではと考える。

 また、これまでアクセスしたことのない関連サイトが表示されるといった、新たな接点の創出も魅力のひとつである。普段良くアクセスする自分好みのサイトというのは固定されがちであるが、サービス利用の幅を拡大しうるという点で非常に有益なサービスだと思われる。

 スマートフォンにおけるホーム画面は、サービスへの接点として非常に重要なものである。ここが使いやすく、設定しやすくなっているか、その上で自分好みにカスタマイズできるかという点をユーザーはシビアに判断するであろう。新機能を活かしたきせかえコンテンツの充実と共に、「docomo LIVE UX」が多くのユーザーに受け入れられ、且つ期待以上の満足感を与えるホームアプリとなることを期待する。

 

【株式会社ドコモ・ドットコム】

 1999年のiモードサービスなどの開始によるモバイル市場の誕生とともに設立。10年以上にわたり蓄えてきた豊富なノウハウや培われた経験と、最新のデータや情報を独自に分析したマーケティングデータなどに基づいたコンサルティングサービスの提供、また最適なソリューションの提案で、クライアントの更なる企業価値向上やモバイル市場の拡大に貢献する。

■関連URL
株式会社ドコモ・ドットコム

mobileASCII.jp TOPページへ

mobile ASCII

Access Rankingアクセスランキング

アプリ週間ランキング

アプリランキングをもっと見る

for Biginnersスマホ入門

スマホからスマホへ機種変更する前に読む! 各種アプリ&サービスのデータ移行・引き継ぎ方法

「Xperia A」「GALAXY S4」へ機種変更したらチェック! ケータイとの違い&スマホの使い方をマスターしよう

「Xperia A」ほか夏スマホ購入前にチェック! スマホへの機種変更&乗り換えQ&A

スマホのトラブル解決ガイド2013

スマホ定番アプリ活用術!

連載:スルッとわかる! 高速通信規格「LTE」

おサイフケータイ乗換案内!

Linkリンク