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【DELL「Venue 8 Pro」SIMフリーモデルレビュー-第1回-】

Windws 8.1搭載8インチタブ DELL「Venue 8 Pro」SIMフリー版の使い勝手をレビュー! これ1台で万事オーケー!!

文●外村克也(タトラエディット)

2014年01月29日 22時00分

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国内で購入できる
唯一のSIMフリーモデル
はたして使い勝手は…!?


Venue

 8インチタブのそこはかとない魅力に取り憑かれ、いつのまにか3台のWindows 8.1端末を購入した筆者が、最終的にたどり着いたのがデルの「Venue 8 Pro」。国内で購入できる端末のうち、唯一のSIMフリー機であることがその最大の魅力だ。今回はそんなVenu 8 Proの使い勝手をメインにレビューしたいと思う。


意外と悩んだSIMのセッティング

「Venue 8 Pro」のSIMフリーモデルは、デルのオンラインストアからのみ購入可能。3Gのmicro SIMスロットを備えつつ、「Office 2013 Home&Business」を搭載するほかはAmazone.co.jpなどウェブ通販で購入可能なモデルと同じだ。

「Venue 8 Pro」が届いてすぐに、SIMを本体横に用意されたスロットに挿して使い始めようとしたが、実はそのままでは通信ができない。使用するSIMに応じたAPN(アクセスポイント)を設定する必要があるのだ。

Venue

▲本体側面にあるSIMスロット。マイクロSIM用となっているので、ナノSIMなどを挿す場合には、変換アダプターが必要となる。

 ところが、APNの設定場所が見つからない。Wi-Fiなどの場合、ネットワークへの接続設定は「設定」チャームからネットワークアイコンをタップすることで行えるのだが、APNの設定は最初に「PC設定の変更」から行っておく必要があった。8.1では初めてのSIMスロット搭載端末だったので、この点には手間取ってしまった。

Venue

▲APNの設定項目は「設定」チャームを開き「PC設定の変更」→「ネットワーク」→「モバイルブロードバンド」内にあった。ここから「アクセスポイント」を編集することで通信可能となる。


LTEは当然つかまないが
通信内蔵はやっぱり快適

 今回は、LTE対応のSIMを挿入してみたが、当然のことながらLTEをつかむこと(編集部注…LTEに接続すること)はなかった。出荷時に「LTE」の文字があったので、もしかしたらLTEをつかんでくれるかも?……と淡い期待を持っていたのだが、LTEに対応していたのはおそらく裏側のカバーのみ(アンテナが付いている)で、LTE対応のモジュールは搭載されていない模様。当然、接続も3Gのみだ。

Venue Venue

▲接続時には電波強度を示すアイコンの形状が変わる。細かい違いだが、ここでWi-Fiにつながっているのか、3Gなのかが判別できるようになっている。左写真が3G、右写真がWi-Fiだ。

 屋外に持ち出してみると、テザリングやWi-Fiへの接続操作をすることなくネットにつながるのは、非常に便利だと感じた。ちょっとメールを書くならスマホで十分だが、仕事のメールをがっつり読み書きするときは、添付ファイルの開きやすいWindows端末が便利。これまでは、外出時になんとなく公衆Wi-Fiマークのある場所を選んでいたが、そうしたことを意識せず使いまくれるのは、SIMフリーモデルならでは。

 これまでのWinタブは、どうしてもスマホとペアで持ち出さなければならないという義務感みたいなものがあったのだが、最悪スマホを忘れてしまっても、メールの送受信といった最低限度のコミュニケーションがとれるのがありがたい。スマホのテザリングを使わないで済むので、バッテリーにも優しい。機動性は格段にアップしたと感じる。


CPUは他の製品より下位のものだが、
体感ではわからない

 基本的には、Atom Z3000シリーズを搭載する8インチ端末は、ほぼリファレンス通りの設計となっている。

 搭載しているCPUはZ3740という、通常時1.33GHz駆動、バースト時は1.86GHzとなるクアッドコアのもの。CPUパフォーマンス的な部分については横一列でどれもほとんど変わらないのだが、「Venue 8 Pro」では下位のZ3740Dというチップを搭載している。Z3740Dは消費電力やメモリ帯域幅などに違いがあるが、最大のポイントはメモリ許容量の差にある。Z3740は最大メモリが4GBに対し、Z3740Dについては2GBが上限。しかしながら、現行の8インチタブレットはどの製品も2GBしか搭載していない。

Venue

▲「Venue 8 Pro」でエクスペリエンスインデックスを計測する「WIN SCORE SHARE」を実行してみた。プロセッサからゲーム用グラフィックスまでの4項目は、「miix 2 8」とまったく同じスコアとなっているが、プライマリディスクのみ、若干低い値となっている(「miix 2 8」では7.1だった)。

 ストレージについては、製品ごとに結構な速度さがあるのだが、「Venue 8 Pro」は若干遅め。シーケンシャルアクセスについては「ICONIA W4-820」では100MB/sオーバー、「miix 2 8」でも80MB/s前後のリード性能を持っていたのだが、それに対して「Venu 8 Pro」では68MB/sとなっている。

 確かに、「Diablo 3」など大容量ゲームをプレイする際に起動速度などが遅くは感じるのだが、ウェブブラウズやオフィスアプリケーションといった8インチタブ利用の主目的の用途では、他の製品との違いはほとんど感じられなかった。

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▲「Crystar Disk Mark」でのベンチ計測結果。ストレージの速度は他の製品にくらべてかなり遅めとなっている。

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