Android 特集・連載

【2014年春スマホ】画面の曲がったスマホ「G Flex LGL23」レビュー! 使いやすくフルセグもバッチリ!

文●島 徹

2014年02月06日 20時55分

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画面を活かした機能と
初心者でもわかりやすい
インターフェース


 操作性だが、Android標準の操作方法を踏襲しつつも、見やすい文字と内容のわかりやすいアイコンで、初心者からスマホに慣れた人まで使いやすいUIに仕上げている。これは通話やカレンダー、電卓などの細かい機能に至るまで同様だ。アップルやサムスン、ソニーモバイルなど、国内外で好評を博しているメーカーをよく研究したことが見て取れる。日本メーカー製にありがちな、特殊UIは搭載されていない。

 便利な拡張機能として、前述のダブルタップでスリープ解除、スリープを切り替えられる「ノックオン」、顔を検知してのバックライト制御なども搭載している。また、ヘッドホン接続時にプレーヤーアプリのランチャーが自動表示されるほか、標準プレーヤーはflac形式のハイレゾオーディオ再生にも対応している。

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▲標準のホーム画面は、オーソドックスなもの。左右のホームスクリーンも、ウィジェットが大量に貼られているといったことはない。

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▲ホーム画面上のショートカットアイコンは、大きいものも設定できる。スマホ初心者向けにホーム画面を設定するとき重宝する。

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▲ドロワー画面。画面が大きいぶん、一画面に表示できるアプリも多い。

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▲ヘッドホンを接続すると、画面下に音楽プレーヤーや動画アプリのランチャーが表示される。

 本体が、表でも裏でも着信ランプを確認できるのは便利。机の上にスマホを置く際、表か裏のどちら向きに置くかは人によって異なるだけに、うれしい仕様だ。

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▲裏向きの場合、電源キーが着信ランプになる。点灯面積が広く見やすい。

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▲表向きの場合は左上のオーソドックスな位置が光る。

LINEも利用できる、
2画面操作に注目

 また、大画面を活かした、LINEも利用できる”2画面操作”にも対応。2画面操作で利用できるアプリは限られているが、メールやマップ、ブラウザーを見ながらLINEを利用できるのは便利だ。

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▲戻るキーを長押しすると、2画面操作用の起動画面が表示。同時利用できるアプリは基本的なものに限られているが、例外的にLINEも利用できるという仕様。

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▲設定画面で同時利用するアプリを選ぶと、2画面操作に移行する。

「G Flex」の機能で一つだけ気になったのは「伝言メモ」の扱いだ。日本向けを意識した便利な機能だが、設定画面の奥にあり、通話アプリからすぐに再生や設定ができなかったり、ウィジェットやショートカットを作れない。もし、次期端末があれば改善をお願いしたい。

 カメラ機能は基本的に「G2」や「isai」と同じインターフェースで、HDR撮影や背景の動く被写体を消せる「ショット&クリア」機能なども利用できる。ただし、「G2」や「isai」にあった光学式手ぶれ補正機能がなく、電子式手ぶれ補正もないので、最近のスマホとしては暗所で手ぶれしやすく感じられた。手ぶれしにくい高感度カメラに慣れきった人は、少し注意が必要だ。

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▲カメラ撮影画面。オートフォーカス搭載1,320万画素カメラと、LEDライトを搭載。手ぶれ補正機能は搭載しない。

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▲ダイナミックトーン(HDR撮影)や、インカメラとアウトカメラでの同時撮影機能などを搭載。

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▲標準設定はオート撮影で、シーン認識による積極的な露出補正はない。このシーンでは、やや露出アンダーになってしまった。

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▲HDR撮影を使うと、照明の多い夜景でも綺麗に撮影できる。ただし、手ぶれ補正がないぶん、しっかりと構えて撮影する必要がある。

想像以上に使いやすく、
楽しめる端末

 この曲面スマホ「G Flex 」だが、実際に数日使ってみると想像以上に使いやすく、楽しめる端末だと感じた。両手持ちしやすい手頃なサイズで使い勝手もよく、フルセグやネット動画を集中して視聴しやすい。曲面形状は、デジタルガジェットに興味がない人を驚かせるのにも最適。スマホを鞄に入れて持ち歩くスタイルかつ、LINEやSNSを使いこなしている人にオススメできる。

 一方、スマホを身につけて持ち歩きたいユーザーにとっては、曲面形状による厚みや、破損の恐れといった不安要素がなくもない。そもそもファブレットは、スマホと考えてもタブレットと考えてもいい”便利なカテゴリー”の端末のはずだ。auはこの端末を”スマホ”として展開するようだが、個人的にはタブレットとして売り出すのもありだと思っている、auはスマホユーザーに向けてタブレットを廉価に契約できる「データシェアプラン」の本格提供を予定しているが、この「G Flex 」をタブレットとしても購入できるような枠組みを用意するのもありなのではないか。もちろんスマホと考えてもいい端末だと思うが、個人的にはコンパクトなスマホやケータイと併用して使いたいと感じた。


レビュアー
島 徹
(しまとおる)

携帯電話関連ニュースサイト「sureare.com」立ち上げたのち、携帯電話を中心にアスキーや日経BPなどの媒体へ寄稿や、関連業界などでサイト立ち上げなどに関わるライター。平行してネットライブ放送や映像制作、撮影、WEBサイト制作といった、PC関連のクリエイティブな活動や執筆も手がける。


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