今年もスペイン・バルセロナで盛大に開催されたMWC。世界中からさまざまなスマホが集まるこのイベントでは、日本では見られないスマホが数多く出展されていた。今回の記事はその中から気になった端末をいくつか紹介しよう。
カメラのギミックが特殊!
中国のOPPO
ちょっと前なら中華スマホというと、“格安だがどこかパチモノくさい”というイメージがついて回っていた。しかし、MWCで展示されていたものは紛れもないハイエンドのオリジナルスマホであった。中でも中国の新興スマホメーカー「OPPO」と「GiONEE」のスマホは特殊なギミックや端末の完成度の高さで目を引いた。
それではファーウェイでもZTEでもない、中国2メーカーの最新端末を写真で見ていこう。
完成度の高さが話題に!
OPPO Find 5
2012年末に発売され、その完成度の高さで世界中のスマホギークたちから注目を浴びた「Find 5」。5型のフルHD IPSディスプレーに、Android 4.2にシェルを被せたColor OSという独自OSを搭載している。後継モデルの「Find 7」が間もなく登場予定
防水防塵には対応してないので、このイヤホンジャックとmicroUSB端子は水分に気をつけないといけない。なお、LTEも非対応
両サイドはシンプル。マイクロSIMは専用のピンを使わないと取り出せない
スペックは1.5GHzのクアッドコアCPU、2GBのメモリー、32GBの内蔵ストレージ、画素密度は441ppiと、発売から1年以上経過した今でも現役で使える。専用のOSのおかげか、かなり滑らかにアイコンが動き、指の追従性も高かった
カメラはリアが1300万画素、フロントが190万画素。ソニーのCMOSセンサー“Exmor”を搭載しているので、写真のクオリティーもバッチリ
サイズは68.8×141.8×8.86mm、重さは165g。5型端末としてはごく普通の数値だ。バッテリーは2500mAhだが、取り外しはできない
カメラが回転するファブレット!
OPPO N1
こちらもすでにグローバルで発売されているファブレット「N1」。5.9型のフルHDディスプレーを搭載し、画素密度は377ppi、CPUは1.7GHz動作のクアッドコアを採用している
本体サイズは約82.6×170.7×9mm、重さは213g。ファブレットなので、さすがに大きいし重い
両サイドはスタンダードなデザイン。メモリーは2GBで内蔵ストレージは16GBか32GBを選択できる
目玉はこのカメラ! 写真ではわかりづらいが、リアカメラが回転してフロントカメラにもなるのだ! カメラは1300万画素でF値は2.0と、かなりのスペック
OSはAndroid 4.2をベースにしたColor OS。指の追従性が気持ちイイ
なんと最初から日本語対応!
Find 5と比べたところ。ひとまわりくらい大きい。N1の背面は実はタッチパネルにもなっている