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auタブレット「AQUOS PAD SHT22」レビュー!「データシェア」プランを使えばお得!?

文●小林誠

2014年03月24日 21時50分

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「AQUOS PAD」の料金プランは
「データシェア」がオススメ

 料金面を考えると、Wi-Fiのみのタブレットと比べ、どうしても毎月の通信料がネックとなる。「AQUOS PAD」はICカードロックがクリアされているので、たとえば中古で「AQUOS PAD」を購入して、auスマホのnanoSIMを挿して使うこともできるが、それは現実的ではない(通話機能は使わないとか、全部IP電話で済ませているのならよいが)。

 というわけで、一般的に考えられるのが次の3ケース。「通常の契約」と、auスマホを持っている人だけが契約できる「 ゼロスタート定額」と「データシェア」だ。

「ゼロスタート定額」は、「LTEダブル定額for Tab」に加入し、「ゼロスタート割」が適用されるので、下限が0円になる。そのためWi-Fiで通信をしていれば通信料が発生しない。また上限額も割り引かれて4,743円(税抜/以降同じ)となっている。

「データシェア」は、通信のデータ量を共有する仕組み(正式な開始は6月予定)。「毎月割」がないものの、もともとの毎月の通信料も安く(月2,850円)、さらに「先取りデータシェアキャンペーン」の割引額が1,850円もあるので、月1,000円で使える。

 以上、これまでの結果をまとめると、以下のようになる。参考に「YOGA TABLET 8」の場合についても掲載した。

  AQUOS PAD
SHT22
AQUOS PAD
(ゼロスタート)
AQUOS PAD
(データシェア)
YOGA
TABLET 8
(IIJmio)
本体料金 60,000 60,000 60,000 28,380
ネット
接続料
300 0/300+467 300 0
月額
通信料
5,200 0~
4,743
2,850 900
毎月の
割引
-1,785 -1,785 -1,850 0
au
スマホ
セット割
-934 -934 0 0
24ヶ月
合計
126,744 71,208

126,984
91,200 49,080
月データ
量上限
(タブ+スマホ)
7GB+7GB 7GB+7GB 9GB
(5月まで7GB+7GB)
無制限
(低速通信時)

単位:円

 auのユーザーであれば、「スマホセット割」があり、auスマホの基本料金分、「934円」が割引となる。
 もしau以外のユーザーであれば、スマホセット割が無くなり、「ゼロスタート」と「データシェア」を選べない。他社のスマホを使っている人は料金的にオススメできない(料金度外視で「EDGEST」のタブレットが欲しいなら別だが)。

 もし6月以降、データ量が9GBで十分であれば「データシェア」がお得となる。ただWi-Fiの利用がほとんどなら下限0円を目指して「ゼロスタート定額」を選ぶほうがいい。ただし「ゼロスタート定額」は「au Wi-Fi SPOT」が必須加入で月467円かかる。しかも「LTEダブル定額for Tab」はたった11.5MB分、LTEの通信をしただけで上限の月4,743円になるので、「たまにLTEを使う」という人でも多くの場合、上限額を払うことになるだろう。不便になるが、最初からLTE(モバイルデータ)通信はオフにしてしまったほうがいい。

 というわけで、auのスマホを持っている人のうちWi-Fiをよく使う人なら「ゼロスタート」、LTEをよく使うなら「データシェア」がオススメだ。

 また、「YOGA TABLET 8」(プリペイドSIMから高速モバイル/Dサービスへと契約することを想定。通信はバンドル500MB分を考慮し、23カ月契約で計算)と比べても、「AQUOS PAD」+データシェアの組み合わせは有利。多くのSIMフリータブレット+格安SIMの組み合わせも「YOGA TABLET」と同じだが、コストは安いものの低速通信なのだ。

 格安SIMは月900円前後が多く、SIMフリータブレットは安いもので3万円前後で買えるから表のようにトータルで5万円前後。AQUOS PAD+データシェアと比べ、24カ月で4万円ほど安い。

 しかし200kbps程度の低速、あるいは高速通信が使えても、データ量は1GB以下だ。IIJmioの場合、毎月クーポンを買って高速通信にすると100MBで308円なので、2GB分購入すると6,160円となる。2年使うと14万円を超えるので、これは現実的ではない。

 であれば、4万円高くなっても、最初からLTEが使えるほうが良いのではないだろうか。特にネットで動画を見る、ブラウザの表示にイライラしたくない、という人にとっては、LTE回線が使えるかどうかは重要だ。

 それに毎月の通信費は表の通り高くない(キャンペーン適用時ではあるが)。本体代が高いわけで、そして本体が6万円と高価なのは、高いスペックに防水、LTE、フルセグ対応と、SIMフリータブレットよりも優れているゆえである。高価ではあってもコストに十分見合っている。

 高速通信が使えて安く済ませたい、性能も満足いくものを使いたいと考えると、「AQUOS PAD」+データシェアの組み合わせは、ベストといえる。ただし、6月のデータシェア正式開始時に手続きが必要なので、忘れないようにしたい(メールで知らせがくる)。

データシェアでもデータ量は安心か?
Wi-Fiを組み合わせれば意外と平気

 データシェアを選択する場合、「9GBの使用でおさまるの?」と心配に思う人も多いことだろう。スマホ側でも通信をするので、そちらでどの程度使うかにもよるが、毎日1時間くらいLTEでブラウザを見て、メールを受信し続けるくらいなら平気だ。

 以下で紹介するのは、筆者が「AQUOS PAD」を1日使ったあとの通信の内訳だ。

aquospad

▲「AQUOS PAD」の通信量をチェックした。「設定」→「データ使用」で確認できる。

 データ量は161MB。これを毎日続けると30日で4GBに達する計算となるが、161MBの中にはGoogle Playでアプリをインストールしたり、電子書籍を1冊ダウンロードしたものも含まれている。今回はLTE回線を使ったが、本来こういう機能はWi-Fiで通信をするよう心がけるべきだし、そもそも毎日行うものでもない。

 そう考えると、普通に外出先で使うのは40MBくらいの使用量。これなら、30日で1.2GB程度だ。もちろんスマホで7GBを使うとは限らない。下の画面は筆者の「Xperia Z1」のものだが、Wi-Fiも併用した結果、先月は1.24GBで済んだ。

aquospad

 ▲こちらは筆者の「Xperia Z1」の通信量。2~3月の1カ月分だ。

 

 仮にスマホのデータ使用料がこれくらいだとするなら、「AQUOS PAD」で4GB程度使ったとしても、データシェアの上限まで、まだ余裕がある。自分の普段のスマホの使い方を確認すれば、「データシェア」がうまくいくかどうか分かるだろう。自宅や職場でWi-Fiを活用することができるなら、多くの人は「データシェア」で問題ないはずだ。

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