格安データ通信SIMの先週の大きな動きは、日本通信の「b-mobile X SIM」が他社対抗で容量をアップと、楽天のSMS対応という2つのニュースだ。

ライバルより若干多い、月1.01GBまたは1日51MBに

　まず、日本通信のb-mobile X SIMは、IIJmio対抗の「プランI」、OCN（NTTコミュニケーションズ）対抗の「プランN」がライバルの容量アップ＆若干の値下げに追従。「プランI」は月972円／月1.01GB、「プランN」は月972円／1日51MBと、同じ料金でわずかに通信量が多くなるよう設定されている。

　新パッケージは6月1日から発売されるが、既存ユーザーは4月25日以降に起算日に入ったユーザーから新内容に順次変更される。

「楽天ブロードバンド LTE エントリープラスプラン」が
SMS対応のSIMをリリース

　MVNOのデータ通信専用SIMでは、一部の端末でバッテリーの減少が早くなったり、SMS認証を必要とするサービス（LINEなど）が利用できないという問題が発生するが、これを解決してくれるSMSオプション。楽天ブロードバンド LTEの「エントリープラスプラン」でも、SMSオプションが4月21日から利用可能になっている。オプション料金は140円（税別）。

月1000円以下の主要格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：1GBまでは734円、それ以上の利用で2138円になる
※2：4月30日までのキャンペーン価格
※3：4月30日までのキャンペーン価格}

月1500～2000円前後の主要格安データ通信サービス
（すべて税込）