au WALLETにかこつけて、“家”二郎を作ってみた (1/5)

文●じまP(アスキースマホ総研

2014年07月22日 11時00分

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いきなりこんな写真だが、ブラウザーバックは待っていただきたい。家二郎を作れば、au WALLETのオトクさもわかるのだ

家二郎作りを通じて
au WALLETのオトクさを知る

 家二郎を作れば、au WALLETのオトクさもわかる。

今回作った家二郎。写真写りを重視して、盛りがやや少なめになってしまった(小のヤサイニンニクカラメぐらいだろうか)

 いきなり何を言っているんだと思われてしまいそうだが、アスキースマホ総研の企画で、注目の電子マネー「au WALLET」を知った、アスキースマホ総研のカリーさんは下のような主張を始めたのである。

「世の中のものは、大体“マシマシ”にするとオトクでうれしいから、いわゆる二郎系とよく似ているわけです! au WALLETのポイントだって“マシマシ”だから話題なんでしょ? “マシマシ”になると、とにかくうれしいんです!」

 なんというか、まったく意味がわからない。そもそもカリーさんの好物はどちらかというとカレーである。あまりに唐突なので、もう少し詳しく話を聞いてみた。

 まずau WALLETとは、auが発行するプリペイド型電子マネーだ。注目点はそのオトクさで、買い物をしただけで200円あたり1ポイント(1円相当)が付く(特約店ではさらにポイントアップも)。さらに、じぶん銀行からチャージすると5%増額されるチャージもある。とまあ、詳しくはアスキースマホ総研で解説しているので、au WALLET自体を知りたい読者はそちらもチェックしてほしい。

エンボス加工がないことをのぞけば、外見はクレジットカードそっくり。MasterCardのロゴも

背面にはWebMoney決済のロゴが。磁気カードの読み取り部分もある

 要するに、クレジットカードが使えるところなら、au WALLETで支払うのがオススメ。それだけでポイントが“マシマシ”で貯まりまくる。これはまさしく、「マシ」や「マシマシ」と言うだけで、トッピングを盛りに盛ってくれるオトクさと同じだと言いたかったようだ。

「おまえは何を言っているんだ」という人のために
ちゃんと家二郎を作ることにした(スープから)

 とはいえ、「なんでもかんでもこじつけられるわけがないだろ! いい加減にしろ!」という意見もあるだろう。我々も最初はそう思った。でも、あまりのカリーさんの熱心な主張に、ついついそれも正しいのかなと思い始めてしまったのだ。

 そんなこちらの油断をついてきたのか、「じゃあ実際に二郎系を自分たちで作ってみましょう。そういうのって家二郎って言うんですよ! それにみんなで作ると楽しそうじゃないですか! 家二郎制作記を記事にすればきっと読まれます」とカリーさんはさらに突拍子もないことを言い出した。IT系ニュースサイトで家二郎の作り方が紹介されて、その記事は読まれるのだろうか? いやでも、確かに楽しそうではある。実際に好きだし。

IT系ニュースサイトではまずお目にかかれないような1枚だが、本人たちはいたって真面目。左から、じまP、カリーさん、スピーディー末岡さん

 というわけで、我々はau WALLETにかこつけて、本気で家二郎を作ることにした。ちなみに、この企画をアスキースマホ総研の裏ボスで、編集部で企画の成否を決定できる立場にあるドロイドさんに説明したら、「まあいいけど……キッチンスタジオってレンタル料が高いしなあ」という、真っ当にして、“そこじゃない”ツッコミにより、企画が1度頓挫した。ところが、あるつてで無料で借りることができてしまったので、もう企画を進めるしかなくなってしまった。

 今回は、アスキースマホ総研のメンバーであるカリーさんとスピーディー末岡さん、そしてアシスタントのじまPの3人が集まり、一から家二郎を作りつつ、“マシマシ”の魅力について学ぶ。そうすれば、言い出しっぺのカリーさんが持ちだした、au WALLETとの共通点も見えてくるはずだ。

 というわけで、もはやどちらが目的かはハッキリしなくなってきたが、実際に我々が作った家二郎のレシピも紹介する。読み終える頃にはau WALLETのオトクさも、家二郎の作り方も、バッチリ理解できるという、一粒で二度おいしい記事になっているはずだ。

【家二郎の作り方 その1】
カリーさんでもわかる食材一覧(だいたい4人前)と、下準備の方法

スープ
ゲンコツ(豚骨):2本(幹の部分が太いものがベター。最初から折られているのもあるが、洗うときにダシまで出てしまうので注意)
豚肉:約500g(ブロック。ウデ、もしくは肩が望ましい。業務用スーパーではタコ糸で縛られたチャーシュー用の肩ブロックが売られている)
豚の背脂:約500g(キモなのでなんとか入手してほしい。やはり業務用スーパーで売っているが、肉屋さんでもらえる場合も)
にんにく:半個(大量に必要だと思いがちだが、実はスープに入れすぎると匂いが支配されるので注意)
ショウガ:半かけ(効いているのがお好みならもっと入れてもいい)


なるべく太くて固い生麺を選ぶ。自家製麺が本道だろうが、さすがに大変。今回はコレを使った

カエシ
醤油:300ml(いわゆる「カネシ醤油」がベストなのだろうが、そうでなければなるべく安価なものを選ぶ。高級品は味が丸くなってしまう)
みりん風調味料:100ml(決して「みりん」ではない。“みりん風”であることが大事)
調理用日本酒:50ml(実はなくてもなんとかなるが、入れると通っぽい)
塩:小さじ2(おそろしい話だが、醤油だけでは塩分が足りないのだ)
にんにく:半個(量は好み。ここにもあまり入れる必要はない)
ショウガ:半かけ(これも好み。入れすぎなくても大丈夫)
化学調味料:大量(グルエースじゃないと! というこだわりがなければ、「味の素」でよい。ドンブリにも入れるので多めに用意)


キャベツ:入れたいだけ(1球あれば4人分にはなる)
もやし:入れたいだけ(1人1袋は余裕で食べられる)
にんにく:入れたいだけ(「ニンニク入れますか」で入れる用。匂いでお隣さんから通報されない程度に)

 というわけで、用意した食材+食器が下の写真だ。食材は主に、プロの皆様大歓迎でおなじみの業務用スーパーで購入した。もちろんクレジットカード対応で、au WALLETも利用できた。

今回は「家二郎」ということもあり、家庭で作る際の参考になるよう、あえて醤油や化学調味料はスーパーで購入できるものを選んだ。実は日本酒などを買い忘れていたのだが、au WALLET片手にコンビニにダッシュすることで解決した

 まず鍋に水を張ってゲンコツを入れ、血抜きをする。血が溶けて溜まってきたら、水を一旦捨て、今度は鍋でお湯を沸かし、ゲンコツを15~30分ほど煮て、アク抜きをする。終わったら取り出し、骨に残った血合いやアクを丁寧に洗う。洗い終わったら、骨髄から出るダシを効率よく取るため、ハンマーなどでゲンコツを半分に割っておく。

 圧力鍋に、ゲンコツを1本(もう1本は取っておく)、豚肉のブロック、背脂を入れ、それらがひたひたになるぐらい水を投入し、沸騰するまでは強火で加熱。圧力鍋が蒸気を噴いたら火を弱める。30分経ったら火を止め、30分ほど放置する。

もちろん一から寸胴鍋で煮込んでもいいが、最初に圧力鍋で一気に煮てしまえば、一般家庭の火力でもスープが作りやすくなるのだ


(次ページでは、共通点その1:お店によってはげしく“マシマシ”にしてくれる)

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