格安データ通信SIMのまとめをお届けしている本記事。今回はLTE対応ながら約2万円という安価なZTE製端末やファーウェイのSIMフリースマホの新製品、そしてIIJmioのプリペイドSIMの強化について紹介する。

gooがZTE製のLTE対応の2万円スマートフォンを発売
OCN モバイル OneのSIMもセット

　まず1つめの話題はSIMフリースマホの新モデル。ZTE製「Blade Vec 4G」はポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントからの発売で、LTEに対応しながら1万9800円という価格が魅力だ。

gooがZTE製のLTE対応スマホを1万9800円で販売！

　ZTEは中国の大手メーカーで、過去にソフトバンクからもスマートフォンがリリースされている。5型HD液晶（720×1280ドット）を搭載。クアッドコアCPU、1GBメモリー、16GBストレージと安価にも関わらず、まずまずの性能だ。ネットワークはLTE（2100／1700／800MHz）、W-CDMA（2100／800MHz）、GSMに対応。OSはAndroid 4.4。

　Blade Vec 4Gは、NTTレゾナントとNTTコミュニケーションズが共同運営するオンラインストア「NTTコムストア by goo Simseller」（http://simseller.goo.ne.jp/）で取り扱われる。なお1万9800円（送料込）の代金には、「OCN モバイル ONE」のパッケージもセットとなっている。つまりOCN モバイル ONEの初期費用相当分が含まれるため（最低利用期間などの設定もない）、お買い得度はかなり高いと言えるだろう。

OCNのSIMがセットで付くが、契約期間などの縛りはない

ファーウェイはスマホ、タブレットを
まとめてリリース

　ファーウェイは人気の「Ascend G6」に続いて、5型スマホ「Ascend P7」、7型タブレット（ファブレット）「MediaPad X1 7.0」、8型タブレット「MediaPad M1 8.0」（いずれもLTE対応）を8月29日から順次発売する。

　このうちAscend P7は、5型フルHD液晶、CPUはクアッドコアで1.8GHz動作の「Hisilicon Kirin 910T」、Android 4.4を搭載。そして最大の特徴は6.5mmという超薄型ボディーだ。価格は4万6800円（税抜）の予想で、Ascend G6よりも上位のモデルとなる。発売は9月5日。

ファーウェイから、よりハイスペックなSIMフリースマホ「Ascend P7」が国内リリース

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