au春モデルとして発表されたINFOBARの新モデル「INFOBAR A03」。デザインはこれまで同様に深澤直人氏によるものだが、実機は随分イメージが変わった感がある。
その最大の理由が金属筐体の採用だ。たとえば初代のスマホ版INFOBARはツルンとしたプラスチック筐体だったこともあり、大きく方向性が異なる。また本体下部のキーも大きく突起したハードキーから、タッチ型になっている。好みは分かれる可能性はあるが、個人的には大人になった新型に所有欲がかき立てられている。
またスペックがしっかり高いのも新型INFOBARの特徴でもある。ディスプレーは4.5型でフルHD解像度(1080×1920ドット)。CPUに2.3GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 801)を採用し、メモリー2GB、内蔵ストレージ16GB、Android 4.4と十分な内容だ。
キャリアアグリゲーション/WiMAX 2+/VoLTEといったauの最新ネットワークにも対応するほか、ワンセグ/フルセグ、赤外線、FeliCaに加え、防水・防塵対応ながら本体下部のmicroUSB端子がむき出しなのもポイントだ。やはりこのデザインにキャップは不要である。
またデザインを活かすための工夫として、前面上部と下部がディスプレー面に対して、ほんのわずかに出っ張るような形状になっている。これは端末をディスプレー面から落下させた際に画面が割れにくくするためのものだ。
発売は2月中旬を予定。カラバリはNISHIKIGOI、POOL、MOCHA BROWN、SAKURA IROの4色。MOCHA BROWNは特に落ち着いた印象で、幅広いユーザーに受け入れられそうだ。
(次ページでは、「残りの3色のカラバリ&詳細スペック表」)