Atom X7搭載のマイクロソフト純正Windows 8.1タブ「Surface 3」

文●鈴鹿 廻

2015年05月15日 11時30分

 Windows 8.1を搭載した国内未発売のマイクロソフト製タブレット「Surface 3」がアキバ店頭に登場。海外モデルの販売がJan-gle秋葉原本店と同3号店にて始まっている。

フルHD超の10.8型液晶を採用する、Windows 8.1搭載のマイクロソフト製タブ「Surface 3」の海外版が入荷。「Surface Pro 3」の廉価版にあたる端末だ

 Surface 3は、かつてWindows RTを搭載していたSurfaceシリーズの新モデルで、「Surface Pro 3」の廉価版といえるタブレット。OSはフルWindows 8.1を搭載、Windows 10へのアップデートにも対応する。

 厚みは8.7mmで重さもわずか622gと、歴代シリーズで最薄・最軽量。プロセッサーには、「Cherry Trail」ことIntelの新型モバイル向けCPU Atom X7-8700(4コア/最大2.4GHz)を採用している。Intel第8世代グラフィックスを内蔵し、GPU性能も大幅に向上した。

 ディスプレーは1920×1280ドットの10.8型ClearType HDマルチタッチ液晶を採用し、筆圧感知対応のデジタイザペン「Surface Pen」による手書き入力もサポートしている。なお、今回店頭に登場したのは、搭載メモリー4GB、ストレージ128GBのモデルだ。

従来通り背面にはキックスタンドを装備。インターフェイスはフルサイズのUSB3.0、miniDisplayPort、microSDスロット、充電用のmicroUSBなどを備える

 そのほか、フロント350万画素/リア500万画素のカメラやDolby audio対応のステレオスピーカーを備え、ネットワークはBluetooth 4.0、IEEE802.11ac対応の無線LANに対応する。

 Jan-gle各店における価格は、10万8000円。なお、Surface 3は近く国内向けにも正式リリースされる見込み。ただしマイクロソフトは為替変動の影響から、6月以降「Surface Pro 3」の大幅な価格改定(値上げ)を予定しており、Surface 3もそうした影響を踏まえた価格設定になると思われる。

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