auオリジナルのHTC製スマホとして、すっかり定着した感がある「HTC J butterfly」。早くも3代目のモデルとなる。WQHD液晶や1300万画素インカメラなど、ベースとなるグローバル機を上回る部分も多い本機について、写真中心に見ていく。
インカメラにインパクトあり
ロッソの背面はラメ入りの深みのある赤
HTC J butterflyのイメージカラーとして継続的に用いられている赤は、今回は「ロッソ」というカラバリ名が付けられている。背面はうっすらとラメの入った深みのある赤。HTC Oneのメタルボディーの方が好みという意見も見かけるが、国内ではこちらの方が受け入れられやすそうだ。
残りのカラバリはシルクとインディゴ。白のシルクは清潔感がある印象で、インディゴは海のような深い青。いずれもインパクトはかなり強めである。
前面を見て気づくのは、上下に設置されたスピーカー。横画面で動画などを鑑賞したときにステレオになるわけだが、前モデルと比較するとスピーカー部分が横幅一杯に広がっている。これに加えて、1つ1つ穴の直径が前モデルより0.1mm大きいとのこと。音の抜けをよくするための工夫としている。
1300万画素のインカメラも存在感が強い。前面上部の中央に持ってくることで、複数人で集合写真を撮るときもカメラに目線が集まりやすくなる効果もあるとのことで、ぜひ試してほしいと説明員が紹介していた。2020万画素のメインカメラについては、深度情報を記録して、撮影後にフォーカスを変更する機能などを持つデュオカメラ仕様になっている。
オプションの「ドットビューカバー」も前モデルから継続して用意されている。時間や着信通知などをドット絵風で知らせてくれるほか、ミニゲームも楽しめる。
(次ページでは、「もう2色のカラバリや詳細スペック表」)