体重や体脂肪率を計測し、スマホで管理できる
タニタの体祖成計に新モデル登場
7月1日に発売された、タニタのインナースキャンデュアル「RD-902」「RD-903」は、周波数の違う2種類の微弱電流を使い、脂肪や筋肉の付き方などを計測する体組成計です。家庭用の健康管理機器としては、いまもっとも進んでいるタイプの製品でしょう。いずれも計測したデータは、スマートフォンのアプリを介してクラウドに記録します。
この2機種の外観は共通ですが、体重の計測精度に差があります。RD-902は100kgまでは100g単位で、それ以上は200g単位、RD-903は100kgまでは50g単位でそれ以上は100g単位で計測します。ともに計測できる体重の上限は180kgまで。
もうひとつ、本体液晶に表示する項目に差があります。どちらも、体重、BMI、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、筋質点数、推定骨量、体内年齢、基礎代謝量、体水分率の10項目を計測するのは同じですが、RD-902は本体液晶に体内年齢、基礎代謝量、体水分率の3項目を表示しません。
ただし、アプリにデータを転送すれば項目は同じように見られますから、スマートフォンと組み合わせて使う前提なら、この点はどちらを選んでも同じです。本体色はブラック、ホワイト、レッドの3色。タニタオンラインショップだと「RD-902」が2万1384円、「RD-903」が2万6784円で売られています。
このうちRD-903を2週間だけ試用できたので、印象をお伝えしましょう。
(次ページでは、「筋質点数って何?」)