イー・モバイル(株)は10日、音声端末の新製品2機種を発表した(プレスリリース1、2)。今回発表になったのは、台湾HTC社製のスマートフォン「EMONSTER lite(S12HT)」(以下EMONSTER lite)と、中国Hauwei(ファーウェイ)社製ケータイの「H11HW」。発表会会場で展示されていた、モックアップおよび実機での写真レビューをお伝えする。
国内最薄のスマートフォン「EMONSTER lite」
「EMONSTER lite」は、携帯電話風のボディーに2.6インチQVGAサイズ(240×320ドット)のタッチパネルを搭載したスマートフォン。スタイラスだけでなく、指先で画面に触れ、ほとんどの操作を直感的に行なえるのが特徴だ。
3月に発売されたEMONSTERから、フルキーボードや無線LAN、GPSなどを省き、機能を絞り込む代わりにギリギリまで薄型化、軽量化がされている。
下り最大3.6MbpsのHSDPA/W-CDMA通信や、Bluetooth2.0+EDR接続によるモデム機能、Windows Mobile 6 Professionalの搭載などは従来通り。価格は未定で、発売時期は7月下旬頃の予定。
実はEMONSTER liteはドコモの「FOMA HT1100」と同じハードをベースとしているが、いくつか違いがある。主な違いは、以下の通りだ(ただし最終的な仕様は異なる場合がある)。
- 「インターネット共有」機能を搭載し、パソコンの外部モデムのように使える
- YouTubeなどのストリーミング動画視聴を可能にするソフト「ストリーミングメディア」を搭載しない
- 本体カラーはブラックのみ