日本のスマホは撮影時に大きなシャッター音が鳴り響くという謎仕様だが、静かに撮影したいこともあるだろう。そこで今回は、無音で撮影できるテクニックとアプリを紹介する。
アプリなしでシャッター音を消す方法
今回は、2つの神アプリを紹介するが、万一それらのアプリが入っていない状況で、シャッター音を鳴らさず撮影したい場合に役立つ技をご紹介しておく。と言っても、標準の動画撮影機能を利用するだけ。
動画撮影画面にして、ポケットに入れたりスピーカー部分を指で押さえたまま録画をスタート。この時は音が鳴るが、写真撮影ほどではない。録画中は静止画の撮影ボタンが現れる。このボタンをタップして撮影する場合は、シャッター音が鳴らないのだ。
ただし、1200万画素のiPhone 6sで撮影した場合でも、撮影した写真は3840×2160ピクセルの830万画素相当となる。動画は撮影され続けるし、動画撮影の終了時にはまた音が鳴るものの、何枚も写真撮影するなら役立つテクなので覚えておこう。
無音&高機能なカメラアプリ「OneCam」を使う
静音カメラと言えば、2013年に紹介(「第28回 iPhoneで静音撮影も可能なカメラアプリ「OneCam」を徹底解説」)した「OneCam」がオススメ。その後も改良され続け、2016年に50回目のアップデートが実施されている。もちろん、シャッター音も無音にできる。
現在の「OneCam」は、シャッター音は音量と連動するようになっている。音量を大きくすれば従来通りに鳴るし、最小にすればほとんど聞こえない。さらに、横のスイッチでマナーモードにすれば完全無音で撮影できる。解像度は4032×3024ドットの1200万画素と、カメラの性能を引き出してくれるのも○。
OneCam 高画質マナー 〜フリックで簡単シェア〜 | |||
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価格 | 240円 | 作者 | Walker Software |
バージョン | 5.6.1 | ファイル容量 | 2.6 MB |
カテゴリー | 写真/ビデオ | 評価 | (4.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 8.4以降 |
せっかくなので、オススメ機能も紹介しておく。iPhoneで撮影する際にぶれる原因は、シャッターボタンをタッチすること。そこでオススメなのが、1秒タイマーだ。シャッターボタンにタッチしたあと1秒後に撮影してくれるので、ぶれを防げるのだ。
3D Touchにも対応。カメラモードで起動するだけでなく、タイマーで撮影したり、セルフィーで撮影したりできる。さらに、「起動時に写真を撮る」を選べば、起動後にシャッターボタンをタッチするまでもなく撮影してくれる。