格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題はZTEとAlcatelがそれぞれ2機種ずつ、新SIMフリースマホを発表。特にZTEはフラグシップ機の「AXON 7」を国内投入する。また、日本通信は月25GBの新SIMをリリースした。

ZTEのフラグシップ機「AXON 7」
上位モデルは5.5型WQHD有機ELにDSDS対応など！

　先週発表されたSIMフリースマホの中でも、まずはZTEの2機種から。今回登場の「AXON 7」「AXON 7 mini」は同社のフラグシップモデルで発売は10月21日。価格は税抜5万9800円と税抜3万9800円。

サウンドが強力でさらにDSDSにも対応するZTEのフラグシップ機「AXON 7」

　特に「AXON 7」はスペックが高く、WQHD解像度の5.5型有機ELに、CPUはSnapdragon 820、4GBメモリー、64GBストレージ、20メガカメラ（イン8メガ）、3250mAhバッテリー、指紋センサーなど。さらに4G＋3GのデュアルSIMデュアルスタンバイにも対応するなど、文句なしのハイエンド機だ。

おとなしめのゴールドの筐体が印象的

　AXON 7ならでの魅力としてはデザインとサウンドの2つがある。デザインはドイツのデザインチームとのコラボによるフルメタルの流麗な筐体が特徴。サウンドでは単純にハイレゾ再生に対応するに留まらず、高級ポータブルオーディオで採用例が多い、旭化成エレクトロニクス（AKM）製の「AK4490」をオーディオDACとして搭載する。

　AXON 7 miniはフルHD解像度の5.2型有機ELと若干コンパクトになり、CPUはSnapdragon 617、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ（イン8メガ）、2700mAhバッテリー、指紋センサーとスペック的にはミドルハイクラスに。しかし、こちらもDSDS対応で、魅力的なデザインも上位モデルと同様だ。

AXON 7 miniは5.2型フルHD液晶で価格も税抜3万円台

Alcatelは「IDOL 4」に加えて、
2万円強の「SHINE LITE」もリリース

　一方、Alcatelは看板モデルの「IDOL 4」と廉価モデル「SHILE LITE」の2モデルを発表。11月下旬と12月の発売予定で、価格は税抜3万4800円と税抜2万1800円。

alcatelのIDOL4が日本で発売！ 価格は3万4800円

　まずIDOL 4は価格帯からもわかるようにミドルハイクラスで、5.2型フルHD液晶、Snapdragon 617、3GBメモリー、16GBストレージなど。フランス発のブランドらしく、デザインがアピールポイントで、上下対称の形状に加えて、側面のメタルフレーム、背面のガラス素材と印象的な外観になっている。またパッケージ自体がVRグラスになっているのもほかにはない特徴だ。

製品を収納するパッケージがVRガラスそのもの

　SHINE LITEはHD解像度の5型液晶、CPUはクアッドコアのMediaTek「MT6737」、2GBメモリー、16GBストレージなど。外観・性能ともにシンプルながら、ガラス素材を採用して、安っぽさは決してない。なお、ともにau VoLTEにも対応予定。

2万円強の価格帯ながら、魅力的なデザインに指紋センサーも搭載する

日本通信、月25GBが使える新SIM「25GB定額」発表

　日本通信が、b-mobileブランドの新SIMを発表。今度の製品は月25GBのデータ通信が利用可能な「25GB定額」だ。10月17日に発売する。

　「25GB定額」はデータ通信専用タイプと同SMS付き、音声通話付きの3タイプがあり、それぞれ税抜月2380円、月2510円、月3180円。また、1回3分以内／1日50回までの音声通話が定額となるプリフィックス型の音声通話サービス「通話3分定額オプション」（税抜月500円）も利用可能。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

月1500～2000円台の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：518円／1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可（他は3ヵ月後の末日まで利用可能）。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円。}