格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週はNuAns NEOとファーウェイの新製品が発表。NuAns NEOの新モデルはAndroid＆おサイフケータイ対応が特徴的。ファーウェイからは5型プレミアム「HUAWEI nova」と約2万円の高コスパ機「HUAWEI nova lite」の2機種が登場した。

好きなカバーが自由に選べるのが特徴の「NuAns NEO」にAndroid 7.1搭載の新モデルが発表。おサイフケータイにも対応する

NuAns NEOの新モデルはAndroid 7.1搭載
おサイフケータイや新素材のカバーも注目

　昨年初頭に発売され、Windows 10 Mobile搭載やアクセサリーメーカーならではの多彩なバックカバーなどで話題となった、トリニティ「NuAns NEO」。その新モデル「NuAns NEO Reloaded」が発表された。新型ではOSがAndroid 7.1に変更されたほか、ディスプレーが5.2型にサイズアップされるなど（旧型は5型）、各部分が大きく進化した一方、外観デザインは同じでカバーはそのまま利用できるのが特徴となっている。

外観デザインは変わらずにディスプレーが大型化。右写真の下半分は新しく開発されたコルク製のカバー

　まずディスプレーはフルHD解像度の5.2型液晶（シャープ製）。画面が大きくなったぶんは狭額縁化によってまかなわたという。CPUはSnapdragon 625（2GHz、オクタコア）、3GBメモリー、32GBストレージ、ソニー製の13メガカメラ（イン8メガ）、3350mAhバッテリーなど。さらに防滴・防塵に対応したほか、SIMフリースマホ専業メーカーとしては初めておサイフケータイを搭載した。ネットワーク面でも国内主要3キャリアで利用可能（au VoLTEを含む）。

防滴・防塵やおサイフケータイ対応も大きな進化ポイント

　バックカバーも新素材のものが加わっており、本物の石（ストーン）やデニム、コルクなど、手触りがいいのはもちろん、遊び心も満たされるものが用意されている。

デニムやストーンを用いたカバーも登場

　価格は4万9800円（税込）。実際の発売は5月だが、すでに公式直販での予約受付も始まっており、バックカバー1セットも特典として付く（種類は選べない）。なお、旧モデルのNuAns NEOは継続販売で、価格は2万9800円に改定されている。

ファーウェイがさらに2モデルのSIMフリースマホを発表
5型プレミアムの「nova」と約2万円の「nova lite」

　続々とSIMフリースマホを投入するファーウェイ。新シリーズの2製品、「HUAWEI nova」と「HUWEI nova lite」を発表。すでに販売が開始されている。主に若い層をターゲットとするモデルとなる。

　まず、HUAWEI novaは5型＆狭額縁のコンパクトモデルで、メタル筐体を採用する比較的高性能なモデルとなる。CPUはSnapdragon 625（2GHz、オクタコア）、3GBメモリー、32GBストレージ、3020mAhバッテリーに加え、キャリアアグリゲーションや4G＋3GのDSDSにも対応する。カラバリにローズゴールドが含まれるのも特徴的。価格は税抜3万7800円。

70mmを切るなどコンパクトなサイズに高いスペックを搭載した「HUAWEI nova」

　一方のHUAWEI nova liteは、MVNO専売でよりコスパを追求したモデル。デザインは前面／背面ともにガラス素材になり、ディスプレーは5.2型。主なスペックは、Kirin 655（2.1GHz＋1.4GHz）、3GBメモリー、16GBストレージ、3000mAhバッテリー、タッチ式指紋センサー、Android 7.0など、ミドルクラスとしても高い性能だが、MVNOからの価格が税抜で約2万円というのは相当に安価。この春の注目モデルとなりそうだ。

税抜2万円という価格に驚きの「HUAWEI nova lite」。カラバリは3色で比較的シンプルな外観

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