OPPOの日本参入から見えてくる、「インカメラこそメイン」になる世界

文●山口健太 編集●KONOSU

2018年02月07日 16時00分

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 アジアで人気No.1という「OPPO」のスマートフォンが、ついに日本市場参入を発表し、2月9日には「R11s」が発売されます。

OPPOの「R11s」。

 2017年末からはモバイル業界でも人材引き抜きの噂が絶えず、何かと話題のメーカーでもあります。そのOPPOの日本参入により、いよいよ日本でもインカメラが主役になる時代が来るのではないかと筆者は考えています。

中国を中心に勢いのあるOPPOが日本上陸

 最近、中国の空港に降り立つと、まず間違いなく目に飛び込んでくるのがOPPOの広告です。2017年には中国で「R9s」や「R11」がベストセラー機となり、現在では日本でも発売される「R11s」が店頭に並んでいます。台湾でも大手キャリア各社が取り扱うなど、急速に人気が高まっていました。

深セン空港に降りるとすぐにOPPOの広告に囲まれる。
台北・西門町にある携帯ビルでもOPPOの取り扱いが増えていた。

 日本のSIMフリー市場は、2016年から2017年にかけて新規参入が相次ぎました。そのことを考えるとOPPOはやや出遅れた感があります。とはいえ、日本のSIMフリー市場はまだまだ伸びる余地があると業界内ではみられています。

 特に印象的なのが、CES 2018においてファーウェイ・ジャパンで端末事業を統括する呉波氏が、「OPPOの参入は歓迎する」と語っていたことです。

 年末年始にかけて、日本では大手キャリアがサブブランドとともに勢力を盛り返しています。その中でSIMフリー市場でNo.1シェアを持つファーウェイとして、OPPOを警戒しつつも、同時にSIMフリー市場の拡大にも期待しているようです。

インカメラこそ「メイン」になるか

 OPPOのスマートフォンで注目すべきは、やはりカメラでしょう。カメラにこだわっているのは他メーカーも同じですが、特にOPPOは「カメラフォン」というフレーズをアジアで打ち出すことで、その印象を強めています。

リアのデュアルカメラは、明るい場所と暗い場所で2つのカメラを使い分けるのが特徴。
圧倒的というほどではないが、他社のハイエンドスマホに匹敵する画質だ。

 スマホカメラの競争は、センサーやレンズといったハードウェアはもちろん、ソフトウェアの重要性も増しています。R11sはリアとフロントの両方に2000万画素のセンサーを採用し、美顔効果の「AIビューティー」を搭載するなど、このトレンドをしっかり押さえています。

インカメラも2000万画素。

 これまでスマホのカメラといえば背面の「メイン」カメラであり、デジカメに追いつけ追い越せとばかりに高画質化を進めてきました。これに対して本体前面のインカメラは、ビデオチャット用途などを想定した「サブ」に甘んじてきたといえます。

 しかしアジアを中心に、スマホで撮る写真としてセルフィーの割合が増えており、それに比例するかのようにインカメラの重要性が高まってきました。しかもそのユーザーは若者だけでなく、美顔効果の進化により、自分を若く見せたい年齢層にまで広く普及する余地があります。

膨大な自撮り写真に基づいて美顔効果を適用するOPPOの「AIビューティー」。

 インスタグラムなど写真を中心としたSNSの普及により、ペットや食べ物を綺麗に見せたいという欲求があるのはもちろんですが、自分を綺麗に撮りたいという欲求はそれを上回るものがあるはずです。

 インカメラはこれからのスマホにおいて最も性能向上が期待できる部分になりそうです。その先に見えてくるのは「インカメラこそメイン」といわれる世界ではないでしょうか。

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