家にあるモノをデータベース化できるiPhoneアプリ「monoca」で自己管理を徹底しよう

文●柳谷智宣

2018年02月10日 10時00分

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 自分が何をどのくらい所有しているかを正確に把握している人は少ないのではないだろうか。以前購入したことがあるのに、うっかり重複して購入してしまい、散財してしまうのは避けたいところ。そこでオススメしたいのがモノ管理アプリだ。

 あまり類のないアプリなので、ピンと来ないかもしれないが、使いこなすとスマートな断捨離ができたり、無駄なものを買わずに済んで節約することも可能だ。今回は、ライフスタイルまでブラッシュアップできそうな神アプリ「monoca」の使い方を徹底紹介しよう。

「monoca」で自分が持っているモノを手軽に管理しよう

バーコードを撮影して商品を手軽に登録できる

 自分が所有しているものを正確に把握していないために、在庫を切らしてしまったり、重複して購入してしまったことはないだろうか。黒のジャケットやシャツをたくさん持っているのに、また黒の新作を買ってしまったり、新作だと思って買ったDVDがすでに購入済みだったりすると、無駄金になってしまう。もし持ち物を管理したいというニーズがあるなら、「monoca」がお勧めだ。

 何かをデータベースとして管理するだけなら、様々なアプリがあるが、「monoca」が便利なのはYahoo!ショッピングや楽天の商品情報を取得できる点。カメラで撮影したり、キーワード検索するだけで、商品名から価格、写真まで登録できるのだ。この手の日常アプリは、とにかく簡単にサクサクと使えなければ三日坊主になってしまう。その点、「monoca」はストレスなく使えるのが魅力だ。

 まずは、書籍を登録してみよう。アプリを起動したらカテゴリーの横の「+」をタップ。登録画面が開いたら、まずはバーコードのアイコンをタップする。書籍の裏のバーコードを枠に入れれば自動で撮影され、楽天やYahoo!ショッピングの検索結果が表示される。商品をタップすれば、商品名と価格、商品写真、購入場所などが入力されるので、「追加」を押して登録すればいい。


monoca


作者:Sola, K.K.
価格:無料(アプリ内課金あり)


※アイコンの横の文字をクリックで、ダウンロードサイトにアクセスします。

アプリを起動したら、「+」をタップ。アカウントなどの作成は不要
バーコードアイコンをタップする
枠内にバーコードを合わせる
商品の候補が表示されるので、タップする
商品情報が入力されるので「追加」をタップする

マイコレクションを登録するならカテゴリを追加する

 初期設定で、書籍やメディア、事務用品、食料品、家電など多数の項目が用意されている。「その他」という項目もあるのだが、もし自分だけのコレクションなどがある場合は、カテゴリを追加しよう。サブカテゴリを作成することも可能だ。例えば、「お酒」なら、その下に「ウイスキー」「ブランデー」とカテゴリ分けできる。

 左下の「カテゴリ」アイコンをタップすると追加画面が開く。カテゴリ名を入力し、アイコンを選択。サブカテゴリの「+」をタップすれば、カテゴリを追加できる。

 追加したカテゴリは、一覧の一番下に表示される。もしよく使うようであれば、上に表示しておくといいだろう。カテゴリを長押しすると、上下に移動できるようになる。

メイン画面の「カテゴリ」アイコンをタップし追加画面を開く
「icon」をタップすると選択画面が開く
サブカテゴリを入力し、「更新」をタップする
項目を長押しすると、順番を変更できる

 今度は、検索機能で商品を登録してみよう。商品によってはバーコードが貼っていなかったり、貼っていても検索できないことがある。そんな時は、楽天やYahoo! ショッピングでキーワード検索すればいい。

 ここではバーコードのなかった「ルイ13世」という超高級ブランデーを登録してみよう。まずは、追加した酒カテゴリから「ブランデー」を開いて「+」をタップ。追加画面の下にある「商品検索」アイコンをタップする。検索フォームにキーワードを入力すれば検索結果が一覧表示される。

 通常の商品であれば、すぐにきちんとした候補が見つかるが、モノによってはノイズが入ることもある。たとえば「ルイ13世」だけだと空瓶を数万円で売っていたり、定価よりもずっと高い100万円で売っているショップもヒットするのだ。どうせ登録するなら、きちんとしたショップの情報を登録しておきたい。リストの「商品ページを開く」をタップすると、Safariが起動し、商品の該当ページが表示される。

サブカテゴリを開き、+をタップし、「商品検索」アイコンをタップする
キーワードを入力して検索する
登録する項目を選ぶ
商品を登録できた

モノの残量や期限を管理できアラームも設定できる

 商品の情報として登録できる項目は多数用意されている。例えば、書籍では作者、商品コード、購入日、購入場所、価格、URL、メモ、写真などが登録でき、食料品では販売元や個数、期限、価格、メモ、写真などを登録できる。これらの項目は、設定からオンオフできるので、自由にカスタマイズできる。食品であれば賞味期限を入れておけばいいし、お土産ならショップの情報を登録しておいてもいいだろう。

 お酒をコレクションしている筆者には「残量」という項目が刺さった。700mlのボトルだとだいたい23杯取れるので、1杯飲むたびに減らしていけば、きっちりと残量管理ができるのだ。

 そこで、次は開封済みのお酒を登録してみよう。カテゴリから登録画面を開き、大きなカメラアイコンをタップする。画像の選択方法が表示されるので、「カメラで撮影する」をタップする。もちろん、撮影済みの写真を選択してもいいし、画像はなくても構わない。写真は正方形もしくは円形にトリミングされるので、あまり細長い写真にしない方がいいだろう。

 価格や購入日などに加え、「残量」をチェック。飲んだら、その数値を減らすことを忘れずに。マイボトルのコレクションだけでなく、残量も管理できるのはとても便利だ。他には、スナックにキープしているボトルの残量を記録するのにも使える。「スナック」カテゴリに「店名○○」というサブカテゴリを作成し、入れたボトルと入れた日と期限を登録。飲んだら、23杯から逆カウントしていけばいい。部下や友人が勝手に飲んでしまってもわかるというわけだ。

カメラアイコンをタップし、写真の登録方法を選択する
写真を撮影したら「写真を使用」をタップする
写真をトリミングする。下のアイコンで回転させたり円形にしたりできる
残量や商品名などを入力する
飲んだら残量を減らして管理する

 「アラーム」をタップすると日時を指定できる。時刻になるとサウンドと共に通知が出るので忘れずに済む。プレミアム版になると、繰り返し設定が可能になるので、サプリや薬などを定期的に飲む際に通知アプリとしても活用できる。

「アラーム」をタップして、日時を選択し、「OK」→「追加」をタップする
指定時刻になると通知が出るので、薬の時間や賞味期限を忘れずに済む

 メイン画面には「持ってるモノ」に加えて、「欲しいモノ」というタブがある。持ってるモノと同じ操作方法で、欲しいモノを登録・管理できるのだ。購入するかどうか迷っている製品を登録するだけで、ある程度の物欲が発散されるかもしれないし、本当に欲しいなら店のリンクからいつでも購入できる。メモ代わりにも使える便利機能だが、「欲しいモノ」タブは不要、というのであれば設定からオフにすることもできる。

「欲しいモノ」も同じUIで管理できる

プレミアム版にすると格段に便利になる

 メイン画面の「設定」からさまざまなカスタマイズが可能。利用するカテゴリーを選択したり、カテゴリーごとに表示される項目を絞ったりできる。初期設定は白配色だが、他の色のテーマも用意されているのがありがたい。

 データは、iCloudの自動バックアップに加え、Googleドライブに手動でバックアップすることも可能。本格的に利用するなら、Googleアカウントも設定しておこう。

「設定」画面を開いたところ
背景色で、配色を切り替えられる
「カテゴリの編集」をタップし、メイン画面に表示する項目を選択できる
さらにカテゴリーをタップすると、それぞれで表示する項目を取捨選択できる

 無料プランでも一通りのことができるが、登録できるのは100件まで。1カテゴリーであれば、何とかなりそうだが、がっつりと活用するならぜひプレミアム版にアップグレードしよう。なんせ、1年ライセンスで240円、無期限版で480円(2018年2月6日現在)と格安だからだ。

 プレミアム版にすると、登録数は無制限になり、広告表示がなくなる。さらに、アプリ起動時にパスコードや指紋認証でロックすることもできるようになる。OCRでテキストを取り込んだり、データをCSVで出力できるなど充実の機能が揃っている。

プレミアム版の価格は無期限で480円、1年間ライセンスは240円となる
プレミアムアカウントにすると、指紋認証やパスワードでアプリを保護できる

 まずは、無料版を試してみよう。自分が持っているものをデータベースとして管理できるのは想像以上に快適。必要な時にハマると、数百円の元など一発で取れてしまう。無駄な買い物が減って節約できるうえ、薬やサプリを定期的に摂取するのにも利用できる、まさに神アプリと言えよう。

筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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