睡眠中の状態を記録できる指輪型ウェアラブルデバイス

文●鈴鹿 廻

2018年06月09日 10時00分

 睡眠データを記録し、睡眠状況を手軽に把握・管理できるウェアラブルデバイス「SLEEPON」がアキバ店頭に登場。パソコン工房AKIBA STARTUPにて、展示・販売がはじまっている。

指輪のように装着したまま眠ると、さまざまな睡眠に関するデータを計測してくれる「SLEEPON」が展示・販売中だ

 クラウドファンディングサイト「Makuake」にてキャンペーンが進行している、「眠り」に関するウェアラブルデバイスがSLEEPONだ。指に装着して眠ることで、センサーがさまざまな睡眠データを記録してくれる。

 三次元センサー・心拍数センサー・血液酸素センサーを内蔵し、睡眠状況の重要な指標となる「SPO2(血中酸素飽和度)」と「HR(心拍数)」を計測。睡眠時間や睡眠段階分布のほか、呼吸休止や寝返り回数といった珍しいデータも集めてくれる。自分では意識しにくい、睡眠時無呼吸症候群の兆候をつかむこともできそうだ。

内蔵する複数のセンサーで、主に血中酸素飽和度と心拍数を計測。睡眠時の状況をデータで把握できる

 大きさは500円玉相当で、重さも6gとやはり500円玉(7g)と同等。携帯しやすいのはもちろん、装着したまま眠っても違和感は少ない。なお、インターフェースはBluetooth 4.0 LEで、アプリはiOS7.0以上、Android 4.3以上に対応する。1回の充電で3日間の連続使用が可能で、記録したデータは7日間保存できる。

500円玉サイズで重さも同等と、握ったまま眠っても違和感の少ないデザイン。なお、充電には専用の充電器を使用する

 パソコン工房AKIBA STARTUPにて展示中で、実際に購入も可能。価格は1万1380円だ。なお、同店における展示は6月30日までとなっている。

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