山根博士の海外モバイル通信

Galaxy Note9発表直前! 深センで購入したケースと保護ガラスで実機を妄想

文●山根康宏 編集●ASCII編集部

2018年08月03日 10時00分

 Galaxy Note9の発表会が8月9日、ニューヨークで開催されます(日本時間は8月10日)。Galaxy Noteシリーズを歴代使い続けてきた筆者も楽しみな端末ですが、もしかしたら発表会の直後にニューヨークで売り出されるかも? そうなるとケースや保護フィルムが必要です。なので淡い期待を胸に、発売前の8月1日に深センの電脳街で探してみました。

いつもの深センのケース問屋ビル

 製品が発売前にアクセサリーが登場するのは、ここ深センではよくあること。ということで、まずは保護ガラス屋をいくつか回ったのですが、Galaxy Note9用はなかなか見つかりません。「来週だよ」と取り扱いが近いことを教えてくれるお店はあるのですが、曲面ガラスを使ったGalaxy Note9だけに、実機でのテストを行なうまで製造を控えているメーカーが多いのかも。かろうじて1つのお店に展示されているのを発見しました。

「Note9」の表示を発見

 Galaxy Note9の大まかな形状などはすでにリーク情報が出ていますが、本体のサイズはGalaxy Note8とあまり変わらないとのこと。そうはいってもどれくらいなのか気になります。お店にあったガラスを見てみると、たしかにGalaxy Note8とあまり変わらない気がします。

Galaxy Note9の保護ガラス

 実際にGalaxy Note8の上にのせてみると、左右の幅はほぼ変わりません。一方上下を見ると、ガラスのカバーするエリアが若干狭くなっています。ということはGalaxy Note9はGalaxy S8よりもサイズダウンしているということでしょうか? また、ガラスの四隅を見るとカーブの曲線がきつくなっています。Galaxy Note9はより丸みのある本体形状になっているのかも。

Galaxy Note8にガラスを置いてみた。全体の長さが短く見える

角の部分の処理は丸みが強まっている

 続けてケースを探してみましたが、こちらは数ヵ所のお店で見つかりました。まだ凝ったケースは無くクリアタイプのものが多かったのですが、1つのお店でちょっとしたデザインタイプのものが販売されていたので買うことに。

Galaxy Note9用というケース。カメラ周りのデザインに凝っている

 このケースにGalaxy Note8を置いてみました。まず上下のサイズはほとんど変わらないようです。ということは保護ガラスの前後サイズが短かったのは、Galaxy S9本体のディスプレーの上下部分の処理がGalaxy Note8と変わっているということなのかもしれません。そして左右から握ってみると、わずかながらケースがたわみます。このことから、左右のサイズが若干広まったか、あるいは側面のエッジデザインのカーブ形状が変わったのかも……と予想できます。いずれにせよGalaxy Note9とGalaxy Note8の本体サイズは大きな違いはなさそうです。

Galaxy Note8を載せてみる(わかりやすいように上下逆に装着)

 なお下部のコネクター類の部分を見ると、Sペンの穴の位置が若干外に寄っています。このことからGalaxy Note9の横幅はGalaxy Note8よりも広くなったのかもしれません。SペンにはBluetoothが内蔵されるようですが、穴の形状を見る限りSペンのサイズはほぼ変わらないようです。

下部の穴の位置などからGalaxy Note9のサイズを推測

 冒頭にも掲載したカメラ周りのデザインを見ると、カメラはデュアルでその下に指紋認証センサーが位置しているというリーク情報は正しいようですね。実際にこの位置になって使い勝手がどう変わるか、早く実機に触れていたいもの。

カメラ周りのデザインはリーク情報通り

 新機種のケースが実機よりも先に出てくるのはiPhoneとGalaxyのハイエンドモデル(Galaxy S、Galaxy Note)くらい。発売直後にかなりの数が売れるので、ケースや保護ガラスメーカーも商機を逃さまいと急いで製造するのでしょう。今回買ったケース類が実際にちゃんと使えるのか、ニューヨークの発表会で実機に装着して試してみようと思います。

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