LG最新スマホのトリプルカメラがスゴすぎた!

文●山根康宏 編集●ASCII編集部

2018年10月07日 10時00分

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LGエレクトロニクスの2018年秋冬フラッグシップモデル「V40 ThinQ」

 LGエレクトロニクスから秋冬向けのフラッグシップモデル「V40 ThinQ」が発表されました。LG初のトリプルカメラ搭載、しかもフロントもデュアルカメラになっているので、合計5つのカメラを搭載したカメラ強化端末です。

6.4型(1440×3120ドット)ディスプレーにフロントデュアルカメラ

この3眼レンズはファーウェイ以上かも!?

 背面のトリプルカメラはすでにファーウェイが「HUAWEI P20 Pro」で実装済みです。また10月16日に発表予定の「HUAWEI Mate 20」シリーズ最上位機種もトリプルカメラとなる見込みです。ところがLGのトリプルカメラはファーウェイ以上の機能を持っているのです。

背面の3つのカメラは他社にはない特徴を持つ

 そもそもLGのフラッグシップモデルは「G」シリーズで毎年春先に発表されていました。そして秋には実験的な機能を搭載し、デザインも強化したモデルとして「V」シリーズが登場したのです。

 2015年10月発表の初代「V10」は5.7型ディスプレーの上部に2.1型(1040×160ドット)のセカンドディスプレーを搭載し、通知内容を表示できる機能を搭載していました。フロントカメラもデュアルと、意欲的な端末だったのです。

ディスプレー上部に小型のセカンドディスプレーを搭載したV10

 2016年に入ると、2月にフラッグシップモデル「G5」を発表。本体の下部が取り外し可能で、カメラグリップやHi-Fiサウンドモジュールに交換できる合体式モデルでした。しかし、バッテリーを交換するときも本体下部を取り外さなくてはならない面倒さもあり、G5は商業的に成功を収めることができませんでした。

 そのためか、同年秋に発表された「V20」はG5の失速を奪い返そうと、秋のフラッグシップモデルという位置づけの製品に変わりました。そして昨年秋登場の「V30」も、同様に秋冬商戦を戦うための製品として出てきたのです。

LG G5の失敗がVシリーズのフラッグシップ化を加速した

 このV30には面白い機能が搭載されていました。写真撮影時に画面をに分割して、それぞれ前後のカメラの画像を写す「マルチショット」機能を搭載していたのです。この機能をLGはあまりアピールをしなかったようですが、SNSにアップする写真に新風を送り込む目新しい機能でした。

 V30のカメラはその機能より、スマートフォン史上もっとも明るいF1.6のレンズを搭載していることやAI判定が特徴としてうたわれましたが、消費者にとってはF値よりも実際にどうキレイに映るのかが気になるところ。

V30のカメラはマルチショットよりAI機能などがフィーチャーされた

V40 ThinQのカメラはなぜスゴイのか!?

 そして2018年10月4日に発表されたV40 ThinQは、カメラ機能を大きくフィーチャーした製品として発表されました。背面のトリプルカメラは「超広角」「標準」「光学2倍ズーム」の3つの組み合わせとなっています。

 ファーウェイのP20 Proは「4000万画素標準」「光学3倍ズーム」「モノクロ」の組み合わせ。3つのレンズのうち、1つはモノクロ情報を追加するもので、カメラとしては遠近の2種類しかありません。しかし、LG V40 ThinQは遠近標準という、3つの画角の写真を撮影できるのです。

3つのカメラは焦点距離がそれぞれ違う。一度に3カメラを使った撮影も可能

 この3つのカメラを組み合わせ、1度のシャッターで3つのレンズそれぞれの写真を撮ったり、写真撮影のプレビュー中に、ほかのレンズでの画角を確認しながらレンズを切り替えて写真を撮影することも可能。画面いっぱいに目的とする被写体を入れたい時や、観光地で人物フォーカスと全体像の2種類の写真を同時に取りたい時などに便利です。

 さて、日本への展開はあるのでしょうか? Gのスマートフォンはここのところ、低価格機は元気ですが、フラッグシップモデルは話題に上ることがあまりなく、他社製品の中に埋もれてしまっています。

 しかし、V40 ThinQのトリプルカメラは、SNSにアップする写真をいちいち何度も撮り分ける必要がなく、集合写真から一人をターゲットにした撮影まで簡単にこなしてくれます。ぜひとも日本への投入を期待したいものです。

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