主要格安SIMの料金表（今回はデータSIM）とともに、格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、以前から予告があったLINEモバイルがau網でのサービスを開始、またASUS「ZenFone Max Pro (M2)」の販売が再開された。

2月の発表会で予告されていたau網でのサービス開始

LINEモバイルがau版開始で3キャリア対応に
料金やカウントフリーなどサービス内容は共通

　ソフトバンク傘下のLINEモバイルは、2月の発表会で予告していたau網を用いたサービスを開始した。これでドコモ／au／ソフトバンクと3キャリアのネットワークから選べる形になる。

　料金やサービス内容については、ネットワークによる違いはない。LINEフリーではLINE、コミュニケーションフリーではLINE／Twitter／Facebook／Instagramの主要サービスの通信がカウントされないのも同じだ。留守番電話のオプションについては、一部異なる部分もあるので、詳しくはLINEモバイルのサイトをチェックしてほしい。

キャリアの違いにともなう、音声SIMでの通話関連の一部機能の差はある

端末の問題で中断の「ZenFone Max Pro (M2)」の販売が再開
注目のSIMフリー機である点は変わらず

　製品の不具合によって、販売が中止されていたASUSのSIMフリースマホ「ZenFone Max Pro (M2)」が店頭に帰ってきた。

5000mAhという有無を言わさぬ大容量バッテリーに加え、機能面も充実し、発売前から人気が集まっていた「ZenFone Max Pro (M2)」

　ZenFone Max Pro (M2)は3月に発売。3万円台半ばの価格ながら、6.3型液晶、Snapdragon 660、4GBメモリー、64GBストレージ、デュアルカメラ、DSDV対応といったミドルハイクラスのスペックに、なんといっても5000mAhの大容量バッテリーが特長のモデルとして注目を集めていた。

　しかし、発売後に国内向けの周波数に対応していないのではないかという声がネット上にあがり、ASUS側も「日本向けとは異なるパーツを組み込んだ」ためと不具合を認めた。そのままの利用では電波法に抵触する可能性もあることから、ユーザーに交換または返品を呼びかけており、すでに正常な製品との交換も始まっていた。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス（税込）
（音声通話付きのSIMは前回分をクリック）

月1500～2000円台の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：518円／1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可（他は3ヵ月後の末日まで利用可能）。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円。}