XperiaからWALKMANまで! ソニー好きのソニー製品徹底レビュー

これは買わざるを得ない! 「Xperia 1」レポート

文●ジャイアン鈴木 編集● ASCII編集部

2019年05月06日 10時00分

 多種多様で魅力的なガジェットをリリースするソニー。そんなソニー製品をXperiaを中心に、ITライターのジャイアン鈴木氏がレビューします。今回はソニーモバイルのフラッグシップスマホ「Xperia 1」を紹介します。

最新のXperia 1が間もなく日本上陸!
一足お先に体験したのでレポートします!

 4月16日、ソニーモバイルの次期フラッグシップ端末「Xperia 1」のメディア向け体験会が開催されました。短い時間ではありますが実機を触ることができたので、今回はその体験レポートをお届けいたします。

ソニーモバイル「Xperia 1」

 まず持ってみて印象的なのが絶妙なサイズ感。Xperia 1は6.5型ディスプレーを搭載していますが、比率が21:9ということもあり、ボディーサイズは約72×167×8.2mmと横幅はコンパクトに作られています。ちなみに、iPhone XS Maxのサイズは約77.4×157.5×7.7mmです。Xperia 1なら手が比較的小さめな方も、無理なく大画面の恩恵を受けられます。

横幅の狭いボディーのおかげで女性の手にも自然に収まりますね

 通勤、通学などの移動時間に動画コンテンツを観るのがデフォルトになった昨今ですが、世界で初めて4K HDR対応有機ELディスプレーを搭載したXperia 1は、最高画質で動画を楽しめるプレーヤーです。しかも、通常の動画も4KアップスケーリングとHDRリマスターにより、解像感を高め、コントラスト豊かに表示してくれます。Xperia 1で見る映像があまりに美しすぎて、家のテレビの映像が色褪せて見えてしまうかもしれませんね。

HDRリマスター機能により、HDR非対応コンテンツもHDR相当の高コントラストな映像で表示可能です

 21:9のディスプレーが威力を発揮するもうひとつのコンテンツがゲーム。21:9の比率に対応したゲームなら、画面ギリギリに映像が表示されます。画面サイズ自体は6.5型なので正直没入感はそれほど実感できなかったですが、4Kの高解像度のおかげで奥行き感が印象的でした。3Dディスプレーではないのに3D映像に見えるというのが率直な感想です。

周囲が騒がしい体験会場でプレーしたので没入感を感じなかっただけで、自宅のベッドの上などでプレイすれば、ゲームの世界に引き込まれるのかもしれません

ついにスマホに瞳AFがついた!

 Xperia 1はカメラ機能にも注力。標準(約1220万画素、26mm、F1.6、OIS)、望遠(約1220万画素、52mm、F2.4、OIS)、超広角(約1220万画素、16mm、F2.4)のトリプルカメラ構成で、スマホとしては世界で初めて「瞳AF(オートフォーカス)」機能も搭載されています。ポートレート撮影でピンボケ写真が発生する確率は限りなく低いはずです。

体験会会場で実施されていた瞳AFのデモ。右の女性の左目に瞳AFが追従しています

 最近のフラッグシップスマホはどれもカメラ機能に力を入れていますが、Xperiaシリーズは右側面に「カメラキー」が付いていて、ほとんどコンデジ感覚で撮影できるんですよね。この点も非常にポイントが高いです。

 実はこの連載がスタートしてからXperia本体を買ったことはなかったのですが、ナンバリングを新たにしたこのXperia 1はすでに自腹購入を決意しています。夏発売予定とのことですが、行楽シーズン前に発売されることを強く期待したいところです!

 

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