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Google、渋谷ストリーム内にスタートアップを支援する施設をオープン

文●金子麟太郎 編集●ASCII編集部

2019年06月20日 10時30分

 Googleは、渋谷ストリーム内に「Google for Startups Campus」を年内にオープンする。同施設では、スタートアップ企業などが必要とするグローバルなサポートやツールを提供する。また、開放的な広々とした空間を活用し、イベントもできるという。

 Googleはこれまでにも、ロンドン、マドリード、サンパウロ、ソウル、テルアビブ、ワルシャワに「Google for Startups Campus」を展開してきたが、渋谷はこれらに続く7番目の施設となる。

 この他にも独自の支援プログラム「Residency Program」も用意し、Googleの審査に通った企業は、同施設内の専用ワークスペースを半年間無料で使えるとのこと。

 スタートアップ企業の立ち上げには、様々な支援が必要とされている。近年ではAIやハードウェア製品などに注力しているGoogleだが、そのノウハウを生かした支援を提供するとも説明している。

 渋谷ストリームは、渋谷駅前に建設された複合ビルで、低層階には飲食店が、高層階にはオフィスなどが入居している。なお、Googleの日本法人もこの秋に六本木ヒルズ森タワーから渋谷ストリームへ移転する予定で、同施設も含めて更に注目されそうだ。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


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