東京ゲームショウ2019レポート

ソニーの最新ミラーレス「α7R IV」でXperiaブースの美女を撮影 (1/2)

文●君国泰将 編集●ASCII編集部

2019年09月24日 15時00分

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Xperia 1との連動も便利!
ソニーのミラーレス「α7R IV」で美女たちをさらに美女に撮る!

先日開催された「東京ゲームショウ2019」

 今年も盛大に開催された「東京ゲームショウ2019」。Xperiaブースでは、21:9のディスプレーやゲームエンハンサー機能により、スマホゲームに大いに活躍する「Xperia 1」が脚光を浴びているということもあり、XperiaアテンダントさんたちをXperia 1で撮影して紹介しましたが(Xperiaブースの総勢28名の美女全員をXperia 1で撮影)、予想はしていたものの撮影環境としてはかなりの苦労をしました。

 というのも、東京ゲームショウのホール内は基本暗く、非常にブレやすくノイジーになりがちです。さらに、各ブースからの色とりどりのイルミネーションやスポットライトが照りつけているため、仮にコンパニオンさんを撮影しようとすると、頭上からのスポット光により顔に大きく影が落とし込まれていたり、かつ色かぶりもしてしまうシビアな環境。

 それでも、Xperia 1にはトリプルカメラや瞳を追いかけてフォーカスをあわせる「瞳AF」が備わっており、以前より格段に進化しています。しかし、トリプルカメラのうち人物撮影ならできる限り「望遠」の52mm F2.4 望遠レンズを使いたいけれどノイズが多くなり、少しでも綺麗にと26mm F1.6 の標準レンズを使うと、多少ノイズは抑えられるものの画角の歪みが発生しがち。

こうしたシビアな状況になると、やはり餅は餅屋、デジタル一眼カメラが活躍します

 そこで前回の記事と同じ環境で、満を持して登場したソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7R IV」でも同じく撮影してみました。

※コンパニオンの写真はすべてリサイズしています。

 「α7R IV」は、有効約6100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor RR」を搭載するソニー製のαレンズ交換式デジタル一眼カメラ。圧倒的な高画素でありながら、高速な追従っぷりと、AF/AE追従しながら最高約10コマ/秒という高速連写性能をコンパクトなボティーに備えています。

 レンズは、FE 24-70mm F2.8 GM「SEL2470GM」とFE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」を組み合わせ、かつフラッシュも合わせるという、ヘビーなカメラクラスタ装備で挑んでみました。なお、筆者の撮影技量については、一般人レベルと思ってください。

実際、撮影をお願いした場合も、人混みや業務を考えると数枚撮影して離脱する程度の短時間なもの

 ステージを撮影する場合においても、さながらすし詰め状態でしっかりと足場を踏ん張っておかないと倒れてしまいそうなくらいに左右と背後からの圧力がかかる中での撮影でした。そうした中で、「α7R IV」は人物の瞳を的確に追い続けてくれるため、一瞬のうちに撮れる瞬間をみつけてシャッターをきれるため、撮影する側としては随分とラク。カメラの性能もですが「SEL2470GM」や「SEL70200GM」のフォーカスの機敏さも合わせて、ほぼストレスなく撮影できました。

「α7R IV」の特徴も注意すべきところも、有効約6100万画素というその圧倒的な解像度につきます

 撮影した画像を見ると、その情報量の高さから肌や髪の質感や透明感というものまでが伝わってくるほどの感動があります。人混みで近づけない場合でも、撮った後に画像をクローズアップしても耐えうる質感があるというのは強みです。

 ただし逆に気をつけないといけないのが、いつも以上にブレに敏感になるということです。後でシマッタ! とならないように、シャッタースピードや撮影する姿勢など基本に立ち返って撮りましょう。(ほぼ筆者自身への戒めです。)

 また圧倒的高画素のため、人物の肌に対しても必要以上の情報量が撮れてしまうこともあります。ここはカメラ紳士として、画像編集ソフト「Adobe Lightroom」などで違和感ない程度にテクスチャや明瞭度を調整することをオススメします。

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