au MVNOの格安SIM「mineo」が11のQ&Aでスッキリわかる! (3/4)

文●ASCII.jp編集部

2014年06月22日 15時00分

Q6 設定は簡単なの?

A6 マニュアルどおりにAPNを設定するだけ。iPhoneはプロファイルをダウンロードする

 Androidスマホでは、SIMに同梱されるマニュアルにしたがい、APNと呼ばれる接続先やユーザー名、パスワードを正しく入力するだけである。APNさえ切り替えれば、auのSIMと入れ替えて利用するのも簡単だ。

Androidユーザーであれば、マニュアルどおりにAPNの設定を追加するだけ

 iPhoneは、mineoのサポートサイトにアクセスして、設定プロファイルをダウンロードしておけばOK(http://support.mineo.jp/setup/guide/ios_network.html)。mineoからauのSIMに戻す場合は、一旦プロファイルを削除する必要があるので、上記URLをブックマークしておくといいだろう。

 また起動直後は通信できないこともまれにあったが、その場合は一度「機内モード」をオン/オフすれば正しく接続できた。

iPhoneの場合は、指定のURLからプロファイルをダウンロードする

うまく通信できない場合は機内モードを1度オン/オフしてみよう

Q7 テザリングは利用できるの?

A7 Androidスマホであれば利用可能! iPhoneは原則非対応

 ドコモのAndroidスマホでテザリング機能をオンにすると、あらかじめ端末内に用意されたドコモのAPNに自動的に切り替わってしまうために、格安SIMとの組み合わせではテザリングが利用できないことが知られている。

 しかし、mineo+auのAndroidスマホの組み合わせでは、このような現象は起きないため、問題なくテザリングが可能。これはドコモMVNOのSIMに対する、大きなメリットと言える。

mineo+auスマホなら、テザリング機能もバッチリ利用可能

 iPhoneとの組み合わせだが、mineoの動作確認ページでは「×」となっている。ところが編集部のテスト環境では、たまたまなのかテザリング機能が使えた。とはいえ、iOSやキャリアプロファイルのバージョンによって状況が変わる可能性もある。基本的には使えないと考えるのがいいだろう。

mineoのサイト上では不可のはずのiPhone 5sでのテザリングがなぜか使えた。これはたまたま?

Q8 データ専用プランではSMSオプションが無いけど大丈夫?

A8 SMSが必要なら、音声通話付きのプランに。SMS無しでもバッテリーが急速に減るという現象はないようだ

 データ通信のみの「シングルタイプ」ではSMSには対応していない。オプションでの追加も不可。SMS認証が必要なアプリ(LINEなど)を利用したい場合は、音声通話付きの「デュアルタイプ」か(プランの途中変更も可能)、SMSオプションが用意されたドコモMVNOのSIMを選ぶしかない。

 ドコモMVNOの格安SIMの多くでSMSオプションが用意されているのは、SMSが利用できないSIMでは、一部の端末でバッテリーが急速に減る現象(いわゆるセルスタンバイ問題)があるためだが、mineo+auスマホでは編集部でテストしたぶんには、そのような状況は発生しなかった。

Q9 通信量の残量は簡単にわかる? どうすれば追加チャージできる?

A9 ウェブサイトから確認可能 追加チャージも簡単

 申込時のIDとパスワードでmineoのサイトにログインし、マイページを開くと、グラフで大きく表示されるので一目瞭然。追加チャージも同じページから簡単に可能だ。

 なお、月1GBの通信量/追加チャージ分とも、使い切らなかった場合は翌月末まで繰り越される。

mineoのマイページに行くと、高速通信の残り容量のチェックと追加チャージが可能。もちろんスマホからもアクセスできる

Q10 おサイフケータイには対応している?

A10 端末が対応していれば利用可能

 公式サイトのFAQ(http://mineo.jp/faq/)にも「利用可能」とあるように、スマホ側がおサイフケータイに対応していれば、問題なく使うことができる。サービスの新規登録も可能だった。

mineoのSIMを差した状態でもおサイフケータイは利用可能


(次ページでは、「で、結局どういう人にオススメ?」)

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