当音楽アプリ部でも何度か紹介しているIK Multimediaの音楽アプリ。PC版直系のハイクオリティーなギターアンプシミュレーターアプリ「AmpliTube」や専用のコントローラーもリリースされている「DJ Rig」、リズムマシンアプリ「GrooveMaker」など多彩なアプリが揃っています。
その中から今回はPC版のSampleTank 3も発表され、アップデートやアドオンの追加が気になるiOS向けシンセアプリ「SampleTank」を、37鍵フルサイズのMIDIキーボードコントローラー「iRig KEYS PRO」と合わせて試してみました。
サウンドは600種類以上、MIDIループは1000種類を超える
SampleTankはハイクオリティーなシンセ音源を持つキーボードアプリ。「SOUNDS」「KEYS」「PADS」の3つのモードがあり、それぞれのモードを使い分けて演奏ができます。画面上部の各モードをタップすると切り替わります。
各モード共通で、A/B/C/Dに音色パッチ(INSTRUMENTS)と自動演奏ループのMIDIデータ(PATTERNS)を割り当てることができ、その設定をプリセットとして128種類保存できます。つまりSOUNDSモードで設定したA~Dのパッチを、KEYSモードでもPADモードでも共通して使用できるということです。
INSTRUMENTSのサウンドライブラリーは以下の通りです。
サウンドライブラリーカテゴリーとサウンド数 | |
---|---|
DRUMS | 18 |
BASS | 19 |
GUITAR | 12 |
PIANO | 10 |
ELECTORIC PIANO | 9 |
ORGAN | 12 |
CHROMATIC | 11 |
STRINGS | 9 |
BRASS | 8 |
WOODWINDS | 9 |
SYNTH LEAD | 28 |
SYNTH PAD | 21 |
VOICES | 7 |
ETHNIC | 9 |
PERCUSSION | 2 |
SOUND FX | 12 |
全16カテゴリーに分かれ、基本の状態でも196種類のプリセットサウンドが用意されています。さらにそれぞれのカテゴリーにアドオンのサウンドパックを追加することで、600種以上ものプリセットサウンドが使用可能。
PATTERNSのMIDIループは、サウンドライブラリーの楽器ごとにそれぞれのレンジと演奏ジャンルに合わせたパターンが大量に用意されており、こちらも1000パターン以上拡張することができます。MIDIループの再生と停止は画面右上部の再生アイコンをタップします。