格安データ通信SIMのまとめをお届けしている本記事。先週の話題はau MVNOの「mineo」が1GBの通信量増量、そして「freebit mobile」のサービスアップデートだ。

mineoが来年1月まで、月1GBの通信量増量
2月からの新プラン開始を予告

　格安SIMの大半がドコモの回線を利用する中、貴重なau MVNOのサービスである「mineo」。iOS 8にいまだ対応していないのは残念だが、中古で比較的入手しやすいauのAndroidスマホで活用できることもあり、人気はなかなか高い。

　mineoで最も格安な「シングルタイプ 1GB」（データ通信のみ）は月1058円。高速通信分はプラン名どおりに月1GBだが、他サービス対抗もあって、11月は「1GBパケットギフトキャンペーン」として月1GBがアップされて、月2GBの高速通信が利用できる（2GB／3GBのプランもそれぞれ3GB／4GBとなる）。

ウェブサイト上で容量が見られるのでmineoユーザーは確認してみよう。ちなみにmineoでは翌月まで通信量を持ち越し可能で、持ち越した分から消費してくれる

　このキャンペーンが来年1月まで延長されることが発表されたのと同時に、来年2月から各プランの通信容量や料金などが見直され、”今以上におトクに”なるとニュースリリースで発表されている（関連リンク）。競争が激しい格安SIMだけに、新プランの内容にも期待が持てる。

フリービットの格安スマホがサービス内容更新
月1080円で500～600kbsの通信＋1GBあたり300円

　フリービットが展開する格安スマホ事業の「freebit mobile」。サービス内容は250～300kbpsのデータ通信使い放題に加え、IP電話やオンラインストレージがセットで月1000円（以下、すべて税抜）。3G対応スマホのセット販売（1000円×24回）で、月2000円で利用できるというのが売りのサービスだ。

　この基本プランのうち、今回通信速度が500～600kbpsに倍速化。さらに高速通信を利用するためのオプションが従来の100MBで250円から、1GBで300円へと低価格化した。

　さらに専用アプリを用いると、高速通信のオン／オフだけでなく、特定のアプリ時のみ高速通信を利用したり、1GBの高速通信分を1日33MBずつ使うなど、他社の格安SIMのようなプラン設計が可能になるとしている。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

月1500～2000円前後の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：12月3日までのキャンペーン価格
※2：11月30日までのキャンペーン価格}