格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題は、マウスコンピューターのWindows Phone端末の続報に、ファーウェイのSIMフリースマホ新端末の情報だ。

もうじき登場!?
マウスのWindows Phone端末の続報が公表

　2月のMWC直前にWindows Phone端末の開発意向を発表したマウスコンピューター。5月20日にブランド名とスペック詳細が公開された。まずブランド名は「MADOSMA（マドスマ）」。どういうスマホかわかりやすい名称だ。

マウスコンピュータ―のWindows Phone端末はもうじき登場!?

　一方の詳細スペックだが、OSはWindows Phone 8.1 Update、ディスプレーは5型IPS液晶で画面解像度は720×1280ドット、CPUは1.2GHz動作でクアッドコアのQualcomm MSM8916（Snapdragon 410）、メモリーは1GB、ストレージは8GB。Androidスマホの感覚だとやや物足りない印象もあるが、Windows Phoneスマホのミドルレンジクラスとほぼ同等のスペックなので、十分快適に動作すると想像できる。

　また、LTEの対応周波数はバンド1（2.1GHz）/3（1.8GHz）/19（800MHz）となっており、ドコモMVNOの格安SIMとの相性はよさそうだ。サイズは70.4×142.8×8.4mm、重量は125g。価格は販売時期などは、また後日正式発表になる予定。

ファーウェイのSIMフリー上級機「honor6 Plus」発表
オンラインのほか、楽天モバイルでも販売

　もう1つの話題もSIMフリースマホ。「Ascend Mate7」などを提供してきたファーウェイの新製品、「honor6 Plus」だ。価格は税抜4万5800円と少々高めなこともあって、プレミアム感を訴求した端末で、サイドのアルミフレームのほか、JDI製の5型HD液晶、リアカメラはカメラが2つの「ダブルレンズ」仕様などが特徴的。

カラバリは3色

　主要スペックは、CPUはオクタコアのHiSilicon製「Kirin 925」（1.8GHz＋1.3GHz）、3GBメモリー、32GBストレージ、Android 4.4、3600mAhバッテリーなど。ネットワーク面では、グローバルモデルをそのまま持ってきているためか、FD-LTEでの対応周波数はバンド1（2.1GHz）／バンド3（1.8GHz）／バンド7（2.6GHz）とやや少なめである。

　honor6 Plusは、ファーウェイの公式ストア「VMALL」（関連リンク）のほか、楽天モバイルが独占的に販売予定で、後者は24回分割払いにも対応している。

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