格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題は、最近少し影が薄かった日本通信「b-mobile」の新型データ通信SIM。月1GBまでなら月540円で始められ、1GBごとに料金が上がるという新しい料金体系を採用している。

日本通信が「おかわりSIM」
月1/2/3/4/5GBで変わる5段階制料金

　日本通信が6月10日に発売する、新タイプのデータ通信専用SIMの「b-mobile おかわりSIM 5段階定額」（以下、おかわりSIM）。このSIMの特徴は、月1GBまでなら月540円で利用でき、その後、月1GB、月2GB、月3GB、月4GBと設定された上限を突破するごとに月270円ずつ料金が上がっていくという、これまでにない料金になっている。

5段階定額制という新しい料金が特徴的。「おかわりSIM」という名称もなかなか楽しい

　つまり具体的には、月1GBまでとほとんど使わない場合は月540円と最安クラスの料金で済み、月1～2GBまでの場合は月810円、月2～3GBは月1080円、月3～4GBは月1350円、それ以上では月1620円となるわけだ。なお月5GBをオーバーすると最大200kbpsで制限される（追加チャージで解除も可能）。

　なお、初期費用は3240円が別途必要。SMSは利用できず、オプションでも用意されていないのが少し残念だが、1ヵ月ごとに利用する通信量が全然違うという人にはうれしいSIMとなりそうだ。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

月1500～2000円台の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：6月末までのキャンペーン価格}